2017年03月09日

将来性のある仕事と言うことができます

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最近では漢方薬や生薬が注目されるようになり、これらの薬を専門に扱う薬局への就職を希望する薬剤師も増えているようですが、その際には資格があると有利ですし、就職後のスキルアップにもつながりやすくなります。ここでは、この種の薬を扱う薬局での仕事について書いていくつもりです。

■最近になって人気が出てきた薬です

かつては薬と言えば西洋医学に基づく薬が連想されることが多かったのですが、最近では漢方薬を希望する人が増えてきて、この薬を専門とする薬局も以前より多くなってきました。この種の薬が人気になっている主な理由は、体にやさしく副作用が少ない上に、一人ひとりに合った薬を使用して自然治癒力を高めようとする点にあると考えられます。

そして、最近では大学病院でもこの薬の診療科が新設されるなど、需要の多さに合った形で診療に取り入れる場所が増え、この薬の知識を持つ医療関係者がそれを発揮できる職場を見つけやすくなってきました。このように、この種の薬を扱う仕事は今後も需要が増えることが予想されるので、求職中の医療関係者にとって魅力のある仕事と言うことができます。

■この薬を専門的に扱う薬局の特徴について

この種の薬を専門的に扱う薬局の特徴として、それぞれの患者さんに合った薬を選ぶということが挙げられます。そして、そのためには、薬に対する専門的な知識を持つと同時に、一人ひとりのお客さんの症状や希望などについて、じっくりとカウンセリングを行う必要が出てきます。

そのため、それぞれのお客さんにかける時間はかなり長くなるので、その点に関しても良く考えておいた方が良いでしょう。また、この種の薬の場合には、比較的効き目が穏やかで長期間の服用になることが多いので、同じお客さんに長期的に関わる可能性が高く、人との関わり方に関してもその対応の仕方を考える必要があると同時に、相手が薬で元気になったときの喜びも体験しやすくなることでしょう。

■スキルアップに役立つ可能性が高いはずです

この種の薬を専門的に扱う薬局で働く場合は、漢方薬・生薬認定薬剤師の資格を持っていると就職しやすいというだけでなく、3年ごとに更新する必要があるので、仕事を始めた後もそのための勉強をすることによって、スキルアップにも非常に役立つことが考えられます。

そして、これを取得するためには、勉強会で必要な単位を修得した後に試験を受け、それに合格することが必要です。仕事をしながら受験のための勉強をするのは大変ではありますが、資格を取ると知識は勿論、能力や適性も認定されることになるので、自信もつき、その後の仕事にもより前向きに取り組める可能性が高まるので、挑戦してみるのも良いでしょう。