2017年12月16日

薬剤の専門家としての評価を高めましょう

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薬剤師のかたの働き方は様々です。駅前や商店街の調剤薬局にお勤めされる方もいれば、大手ドラッグストアチェーンの店舗で販売員として就業される方もいます。製薬会社の研究員や営業をされる方も少なくないでしょう。それぞれに適正を活かした働き方というものがありますので、職業選択の際に、自分の個性や得意分野を鑑みながらしっかりと選ばなくてはなりません。また個人経営の調剤薬局などにお勤めのかたが、自分のスキルや興味のある仕事を考えて、転職をして全く違う研究関係の仕事に就かれることもあります。また他の企業や研究機関に転職されるということではなくても、現在就業中のお勤め先の中でスキルアップをし、出世をして専門家としての地位を上げる方もいます。個人経営の調剤薬局などでは従業員の数自体が少ないので、役職そのものがないところも少なくありません。全国展開しているドラッグストア企業などでは、一つの店舗の中で店長やチーフなど、さまざまな役職があります。エリア長やブロック長、また企業の運営に関わる部署の係長や部長など、企業規模が大きいだけにさまざまな役職が存在するということです。薬剤の専門家と言っても患者様に対する接客だけを行っているだけではなく、地位を向上させて管理職を目指される方もたくさんいるということです。もちろん管理職として多くの従業員の仕事を取りまとめるスキルが必要になりますので、コミュニケーションスキルも必要です。また薬剤を提供する企業で働くわけですから、薬剤知識や調剤技術なども、常に維持しておく必要もあります。大手企業のドラッグストアなどの店長などは、調剤技術や知識以上に、販売員としての接客スキルが必要不可欠になります。お客様である患者様が安心して薬剤をご利用いただけるような接客、環境づくりが必要になり、それが薬剤師としてのスキルと言えるでしょう。スキルアップをして、薬剤の専門家としてのモチベーションを高めていきましょう。