2017年11月11日

変化を遂げる日本のがん治療に関して

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現在の日本においては、およそ二人に一人ががんと診断される時代です。かつては不治の病と言われていた時期がありましたが、医療の発展と共に治る可能性があるがんは増えています。チーム医療を掲げる病院が増えていますが、医師や看護師が連携をすることが重要になります。

そして、近年は薬剤師の存在感が高まっています。最近のがんの治療は外来で行われるケースがありますし、外来がん治療認定薬剤師に注目が集まっています。スキルアップを目指して取得する方が増えていて、患者さんのQOL向上に大きな効果を上げています。

がんの治療で避けては通れないのが、強烈な副作用です。副作用を上手にコントロール出来れば、治癒の可能性がグンと高まるはずです。若手からベテランに至るまで、高い志を持った有資格者が誕生することが期待されています。

人材の不足が懸念されていますし、製薬会社やドラッグストアとの競争も過酷さを増しています。仮に大きな病院であっても、生き残りを懸けた懸命な努力が必要な時代だと言えます。まだまだ知名度の低い外来がん治療認定薬剤師ですが、役割を知ってもらうことで志望者も増えるのではないでしょうか。それが日本の医療発展の近道です。