2017年11月06日

これからの時代にますます必要になる薬を扱う現場

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既にこの国は高齢化社会が始まり、多くの高齢者が暮らしていますが、それに比例して薬の需要も増えています。ここで問題になってくるのがその薬を扱う現場なのですね。超高齢化社会を目前にして、この問題はますます大きなものになるでしょう。

これからは薬を扱う現場の増加も予想される

全国的に見て薬のスペシャリストである薬剤師の数が足りていないという問題は今も解決されていませんが、実際に薬を扱う現場というのもまだまだ少ないということもありますよね。高齢化社会というものを受けて、薬の需要というものはますます増えていくことが予想されますから、この問題はかなり大きなものになります。

こうした薬のスペシャリストが働いている現場というのは、調剤薬局を始めいろいろとあるわけですが、雇用形態なども比較的に自由に選べるこの職業は、正社員の他にも契約社員、アルバイト、パートタイマーなどでなんとか賄っているという状況です。

しかし、これから先、超高齢化社会の到来で、今のままでは足りなくなることも想像できます。

これからは経営マネジメント能力も必要になる

薬剤師の仕事というのは、もう誰もが知るように薬の調剤というのがメインになります。そしてその薬を患者さんやお客さんに渡すときに行う服薬指導というもの、これもかなり重要な仕事ですよね。ただ、前述のように、薬を扱う現場を増やしていくということでは、将来的には経営マネジメントの知識も必要になるのではないでしょうか。

薬のスペシャリストとして現場で活躍するということは確かに大事です。でも、新しい時代にはプラスアルファのスキルも必要になります。スキルアップとしてこの経営マネジメント能力も身につけていく必要があるのではないでしょうか。

これは何も調剤薬局だけの話ではなく、たとえば街のドラッグストアなどでも同じことが言えますよね。

超高齢化社会では薬を扱う現場を増やすことも急務

薬剤師のスキルアップというものは、専門的な資格を取得するばかりではないのですね。将来的には何らかの経営にも携わることがあるかもしれません。そのときのために知識は豊富に持つことが大事になります。また、そうした経営のスキルを持ち合わせていれば、自分が経営者になるという目標も出てくるわけですね。

一人でも多く、こうした薬を扱う現場を担う薬のスペシャリストが増えることで、来るべき超高齢化社会に備えることができるわけです。今、高齢化社会がかなり問題視されていますが、これは何も高齢者が増えること自体が問題なのではなく、それを受け入れる体制が整っていないことが問題なのですね。