2017年09月18日

薬剤の専門家としてスキルアップをしましょう

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薬剤の専門家として調剤薬局やドラッグストアのスタッフとして就業される以上、常に医療のことや薬学のことに対して学ぶ意欲が必要不可欠です。大学の薬学部で得た知識やスキルだけをいつまでも利用できるわけではありません。

医学の世界も薬学の世界も日進月歩で進化・発展していますし、お客様の様態に対する見識も研究を怠っていていは、良質な医療を提供できる医療従事者とは言えないでしょう。薬学部で授業や講習で学んできた知識やスキルも大切ですが、それはあくまでも仕事をする上での第一歩のスキルにすぎません。

今後薬剤の専門家として就業する以上、リアルタイムで医療と向き合える姿勢を貫くことが大切であるということです。そのためには医療関係や薬学関係のセミナーなどに積極的に参加したり、また同業者同士情報交換や勉強を常に行うなどをしていかなくてはなりません。

もちろん、スキルアップのためには、専門の本も頻繁に呼んでおく必要があります。医療や薬学の専門書籍はもちろん、医療関係者の方が読むような専門雑誌、機関誌なども、最新の情報を収集する上で必要です。調剤薬局やドラッグストアチェーンの店舗以外にも、製薬会社で働かれている薬剤の専門家の方もたくさんいます。

研究職として、古い知識を使いまわしているだけではなく、最新の医療知識、情報をもとに新しい研究を進めていくことも必要だということです。情報発信のスキルも磨く必要があります。研究成果を発表したり、情報交換を行う際には、相応のコミュニケーション能力も必要になります。

薬剤師の方は、薬局などの店頭スタッフとして患者様に的確に薬剤の内容や利用方法をお話しするという接客能力が必要なご職業ですが、研究職に就かれる方も、研究職向けのコミュミケーションスキルが必要であることを知ってきましょう。

そのためのコツやノウハウなどを身につけるためにも、専門性の高い本なども頻繁に目を通しておくことをお勧めします。