2017年09月13日

薬剤師のスキルアップの手段・管理薬剤師になる

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薬剤師のさらなる待遇改善や年収アップのために、管理薬剤師になることを目指すことができます。薬剤や人員の管理業務を行なう立場になることで多方面でのスキルアップを果たすことができます。今後の昇進や転職にも有利となります。

キャリアアップの方針・管理業務に目を向ける

通常勤務を続ける限り、年収は頭打ちになることが予想されます。よりスキルアップを図り、職場に貢献していけるだけの資格や経験を身につけていくことが重要です。キャリアを積むためのやり方の一つに、管理業務への従事を目指すというものがあります。

特別に資格が必要というわけではありませんが、薬や従業員を管理する業務に携わる役職となります。また、金銭面で経営とも向き合って管理する立場となり、他部門や卸メーカーとの渉外を行なうなど責任のある立場となります。

自ら立候補することもできますが、数年の経験を積んで昇進した結果、選任されることが多くキャリアアップをしていく必要があります。店舗によっては手当がついたり、年収アップに繋げることが可能です。

求められる能力と理想的な人物像とは

ある程度のキャリアが要求されますので、一般には3年以上の実務経験があることが、一つの目安となります。薬剤師の資格があれば、管理者を目指すことができます。新卒で入社しても、はじめから管理業務につくことを前提にするケースも少なくありません。

責任をもって業務を遂行していくことや、経営者視点でお店の運営を俯瞰する姿勢が重要です。たとえ、不足している経験や知識は、業務を通じて身につけていけば良いと考えられます。重要なのは向上心をもって、業務を遂行していくことが重要です。

最も重視されるのは、コミュニケーションの能力であり、雰囲気の良い職場環境を作って、従業員と助け合っていける人物像です。

メリットとデメリット・将来のプラン

管理薬剤師になることで、得られるメリットとデメリットをまとめておきますので参考にしてください。店舗における管理者となりますので、より責任のある業務を遂行できるようになります。その結果、年収アップやキャリアアップを果たすことが可能といったメリットがあります。

その一方で、責任のある役職となったことによるデメリットもありますので見ていきましょう。業務量が増えますので、その分負担が大きくなります。シフト管理に穴が空きそうケースでは、管理者が責任をもって調整することになります。

管理者として就業して経験は、立派なキャリアとなりますので、転職の際にも有利になりますので、積極的にアピールしていくと良いでしょう。