海外で経験を活かしてキャリアアップ
アメリカで、薬剤師という職業はとても社会的地位が高く、日本を出て働きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。ですが、その分責任がより問われる職業であったりと様々な大変な点があります。そんな日本で働く方が海外で活躍するにはどのようにすれば良いのかここで紹介します。
■海外で働くにはどうすればいいのかまず、アメリカで働くには、日本でお仕事をする際に持っている資格だけでは働くことが出来ません。より難易度の高い国際薬剤師という資格を持っている必要があります。この資格を取るためには日本で薬学部を卒業した際に得た免許に加え、働きたい国の大学の薬学部を卒業し、しっかりとした語学力があることと、就労ビザが降りているという条件があります。
日本の大学の薬学部に5年、そしてさらにまた海外の大学の薬学部で5年学び、海外の試験に合格しなければいけないので、最低でも10年とかなり時間がかかってしまうというデメリットはありますが、海外で働きたいという熱意を持って実際に活躍している日本人もいます。
やはり海外に留学するとなるとかなりの費用がかかってしまいます。海外の大学は奨学金制度が充実しているとはいえ、生活費や学費などをそれで賄うのは難しいので、社会人になってお仕事をして、ある程度貯蓄が貯まってから留学してキャリアアップを目指す人が多いです。
やはり海外は日本よりも医療が進歩していることから、海外の大学に行けばよりハイレベルなことを学ぶことが出来ます。この職業は海外では日本よりも100万円以上給与額が高い職業となっています。
そのため、高い地位でお給料が貰える環境で働きたいという方にはチャレンジしてみる価値があると言えるのではないでしょうか。もちろんもっとハイレベルな環境に身を置きたい方にもおすすめです。
どうしてこんなに日本よりもこのお仕事が高い地位に置かれているのでしょうか。これに関しては、まず日本で働く処方箋が必要になった場合、病院に行って医師に処方箋を出してもらいますが、こちらの国ではその必要がなく、薬局に行くだけで薬がもらえます。
病院に行かなくても処方箋がもらえることから、診療費がかからず、利用している人からとても重宝されるのです。この国以外でも、ドイツなど医療が進歩している国はキャリアアップをするためにとても人気が高く、実際にこのような国で働いている日本人はたくさんいます。
このように現状に満足が行かない方は海外で学んでキャリアアップをしてみてはいかがでしょうか。