2017年08月28日
がん治療のスペシャリストとして働くなら
がんの治療においては、三大療法が知られています。外科手術、抗がん剤、放射線です。抗がん剤は、がん細胞に攻撃をかける薬を利用することで、がんの治療をしていく方法です。薬なので副作用が出ますが、この方法で歯科治療が受けられない人もいます。
一つの病気において一つの治療法しかないのではなく、いくつかの治療の中から医師が選択をして患者に提案をしていきます。薬剤師の資格の中に、がん指導認定薬剤師があります。既に国家資格を持っている人が、所定の実習や実績を積んだりすることで取得することができるスキルアップの資格になります。
調剤薬局で務めるだけだとあまり使うことはないでしょうが、がん治療を積極的に行っている病院であれば活躍できる可能性があります。普通の資格だけだと、医師の指示で処方をするぐらいだったでしょう。でも、がん指導認定薬剤師を持っていれば、患者さんの症状などによって、より適切な薬の提案を医師に行うことができます。
最終的には医師が決めますが、医師に適切な情報を与えることで、より効果的な治療が行えるかもしれませんし、副作用に苦しまなくて済むかもしれません。持っていて使いがいのある資格と言えるでしょう。転職をするときにも、資格があれば評価されやすくなります。