2017年08月28日

能力を上げたいのなら調剤薬局事務の仕事をしよう

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他の職種をサポートする職種として有名なのものに調剤薬局事務と医療事務がありますが、調剤薬局事務とは一体どのようなものなのかご存知の人は少ないのではないでしょうか。医療の現場に興味があるのであれば違いを知っておきましょう。

縁の下の力持ちとして活躍する調剤薬局事務の仕事

調剤薬局事務の仕事内容とは、調剤薬局やドラッグストアなどにおいて薬剤師をサポートする仕事です。メインの仕事はレセプト請求になりますが、レセプトの種類は医療事務とは全然違っていて、医療事務においては医療費と薬にかかった代金を請求するのに対して、調剤薬局事務では処方箋を見ながら薬にかかった代金のみを請求するという仕事を行います。

よって、仕事内容としては薬の代金だけを請求する調剤薬局事務のほうが簡単だということが言えます。調剤薬局事務の仕事をしたいのであれば、薬剤に関する知識に特化したスキルを身に付けておくと非常に役立ちます。薬のエキスパートとしてたくさんのやりがいを感じることができる仕事です。

さまざまなスキルが必要とされる

調剤薬局事務の仕事は非常に幅広くてさまざまなスキルを必要とされるので、日々覚えることが多くて大変に感じるかもしれません。しかしながら、薬剤師としてスキルアップをしたいと考えているのであれば、調剤薬局事務の仕事にチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。

メインの仕事はパソコン入力になりますが、専門的な知識が必要となります。また、患者さんが安全に薬を服用することができるように薬局簿の作成をしなくてはなりませんし、受付や会計のときに患者さんとコミュニケーションを取るということも大切になります。

他にも、電話対応をするのも調剤薬局事務の仕事です。調剤薬局事務の仕事をすると、自然と自分の能力がアップするでしょう。

適切な判断力や仕事の早さが必要

たくさんの仕事を受け持たなくてはならない調剤薬局事務の仕事は、のろのろと仕事をこなす訳にはいかないので、テキパキと仕事をこなしていく必要があります。次々に仕事をこなしていけるだけの能力が必要なだけでなく、その場によって適切な判断を下す必要があることもたくさんあるでしょう。

確実に仕事をしていかないと、後になってさまざまな問題が発生することもあるので、調剤薬局事務の仕事は決して楽な仕事とは言えません。しかしながら、仕事が大変である分、自分でも気づかない間に次々とスキルアップすることができるでしょう。

最初のうちは覚えることも多くて大変かもしれませんが、慣れてくるとさまざまな面を冷静に見れる余裕が出てくることでしょう。