2017年08月16日

ドラッグストアの増加と薬剤師に関して

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郊外型の店舗が多くなっていますが、その象徴と言えるのがドラッグストアではないでしょうか。夜の10時頃までオープンしているので、仕事を終えたサラリーマンやOLにも安心感があるのではないでしょうか。一方でドラッグストアの側は、薬剤師の確保に頭を悩ませているようです。

一部の医薬品は、薬剤師の不在時には販売することが出来ません。売り上げを落とす要因にも繋がりますし、あらゆる手段を使って確保しようと懸命です。近年増えているのが、セルフレジではないでしょうか。自動精算機を導入することで、レジでの混雑を防ぐことが出来ます。

社員のスキルアップにも効果がありますし、働き手不足の解消にも効果的ではないでしょうか。どこのドラッグストアにも当てはまることですが、全従業員の半数以上が非正規の雇用になります。景気の回復を受けて、働き手の不足が深刻化しています。

時給のアップをしても、苦労をしている店舗が多いと聞きます。薬剤師の平均時給は2500円前後ですが、大学病院や調剤薬局との綱引き状態が起きているようです。必要な人員を確保出来なければ、患者さんや利用者に不利益が講じてしまいます。

適材適所に人員を配置することが出来れば、日本の医療はまだまだ良くなるはずです。