2017年08月14日

作業内容を更に濃くして責任を担いましょう

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勤務経験が増すと、ベテランになって、会社から信頼される立場になります。薬剤師となると、上司から与えられる作業内容も濃くなるので、毎日のように勉強をしなければ、作業ができなくなってしまったり、時代に遅れてしまうことが想定されるので、スキルアップのために努力をしなければなりません。

中堅薬剤師からステップアップするためには、忙しい業務のなかで少しの時間を利用して、自己研修を始めましょう。大手製薬会社のホームページを検索していると、新薬に関する情報が数多く記載されているので、最新の医療情報を入手することができます。

サイトによっては、医療従事者しか閲覧することができないページもあるので、色々なページを読み比べて、自分にとって重要な情報があればメモを持って記憶しましょう。普段の仕事も慣れてきて、少し時間に余裕が出てきたら、薬剤師会主催のセミナーに参加をしてみたり、MR主催の研修会に参加をして、独自の手法で学習しましょう。

ベテランを対象とした実技研修もあるので、座学だけではなく実習に参加をして実務的なスキルアップにつなげてみましょう。資格によっては、がん専門の資格があります。資格を取得するためには5年以上の実務経験が必要でがんに関する症例や薬物療法に関わる知識を全て熟知しなくてはなりません。

がんにおける幅広い知識が必要になるので、集中講座が開催される場合があります。がんは再発する可能性があります。再発を防止するための治療法なども研修で学びますし、症状のマネジメントも把握します。緩和ケアや在宅ケアに関するものも全て実習や研修を通じて学ぶことになるので、時間がかかるかもしれませんが、確実に今まで以上にスキルアップできますし、患者の命を救うことができます。

研修はグループ形式になっていて、自分たちで研究をしながら、数多くの人たちと交流をします。そこから、新しい発見も見つかるので、フットワークが軽くなります。