2017年07月09日

知識を豊富に持つことのメリット

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薬剤に関しての知識だけでは、周りと格差はなかなか図れず、自分らしさを印象づけるのは難しくなります。即戦力として、また、働きぶりをアピールする目的としてスキルアップを図ることも話題で、取得しやすい分野から攻めるのもポイントです。

通常の働き方にプラスできる知識や技術

最近では、患者や消費者目線に立てる立場となる薬剤師が、医療機関だけでなく食品メーカー、看護や介護業界からも求められています。大学病院など、医局などのピラミッド型となる出世の期待度は低いものの、高収入を得るための期待度は高めに設定可能です。

そのためには、薬事法を駆使する専門家として、更なるステップアップを図ることが重要で、資格を取得するのも手です。通常の仕事内容には、内服自己管理ができない方のために1回服用分をセットしたり、ハイリスクの服薬指導、医療機関によっては糖尿病教育などにも従事します。

薬の専門家ですが、近年では健康寿命がのび、その結果、中医学に基づく健康食への関心が高まり、フードコーディネーターの資格などを取得する薬剤師は増加ぎみです。

薬はもちろん栄養指導にも努めることができる

病院では、臓器移植前の事前服薬指導の強化が図れる専門家でもあったり、薬局では生活面での情報を提供するためにジェネリックの推進を図ったり、時には熱中症やインフルエンザなど、予防のための具体的対策の提案なども担います。

スキルアップは雇用形態問わず図れるため、将来を見据えて資格を取得しておくのも手の1つです。特に、漢方や薬膳の知識の習得は役立つ内容で、体調を崩しても薬に頼りたくないニーズにマッチしています。

体の不調に悩む方は少なくはなく、こうした不調を毎日の食事で改善できるのが薬膳の特徴です。病気を未然に防ぐための専門家でもあるため、医療機関でも能力給として認められるスキルになっています。

自分を守るスキルとしても活用できる

また、薬剤師は風邪やインフルエンザの患者と接する業務内容で、患者以上に健康管理は必須となります。こうした際にも、病気を未然に防ぐ健康食事法をマスターしておくのは利に適っています。

食品メーカーでも、健康を意識した開発や研究、食品の提供を行い、介護業界では障害レベルに合わせた食事の提供も行っています。五行学説の知識を持つだけでも、例えば、体の生理や病理、治療などの説明に活用でき、消化機能の促進などを図ることも期待できます。

医学の業界と精通するスキルならば、知識ゼロではないために習得しやすさもあります。症状や体質別の対処法に一役かう内容で、他にもサプリメントに関するスキルなども、仕事の質、給与面などに反映される内容です。