2017年07月08日

国際的に働ける人材となりたい場合

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日本国内で薬剤師として働くだけでなく、スキルアップの一環として海外を視野に入れた資格取得を目指している人も少なくありません。やり方を学ぶことによって、資格試験の勉強がはかどり、国際的な活躍が可能となるでしょう。

国外で働くメリットといえるのは

日本から離れて働くメリットとして挙げられているのは、年収が増加する可能性が高いことです。日本国内よりも国外のどの国に赴任するかによって異なりますが、先進国の場合には日本にいるよりも年収アップの可能性が高いといいます。

アメリカでは日本よりも仕事の幅が広く、処方箋をかくことも可能となっている職業である為、非常に年収が高いです。また、国際的に資格を生かして働いていると知ると、社会的な地位の向上にもつながります。国内で働いている時よりも社会的な地位が高くなるため、スキルアップを目指して社会的な地位向上を目指す人にも最適です。

国内だけでなく、海外で認可されている薬品にも触れ合える為、より多くの人の体調管理に役立てるでしょう。

国外で働く為に勉強が必要となる為

日本国内で働いている時よりもメリットが大きく感じられますが、国外で働くために重要なポイントとして語学の壁があります。日本国内では日本語だけで対応が可能となっていますが、国外では当然いった先の言葉がわからなければ国外での資格取得どころではありません。

英検やTOEICだけでなく、国々に応じた働く人のための語学の試験を受けることは必須条件といえるでしょう。日本国内で働いている間に学んでおくと、スキルをアップさせることにつながります。また、留学をするために必要とされている費用は、1年間で多めに見積もって700万円を越えるといわれていますが、国によって多少金額は前後する可能性が高いです。

残念ながら国外での薬学系の資格を取れる、通信教育は存在していません。

国によって学べる環境が異なるから

国際的に働きたい場合には、第1にどんな国で薬剤関係の仕事をしたいのか、明確に決めましょう。アメリカやドイツ、フランスそれぞれに基準が異なることは珍しくありません。

また、国外の大学に合格する為の学力と金銭的な余裕を持っておくことも重要です。また、奨学金を勝ち取って学習する方法もありますので、学力に自信のある人にはお勧めできます。なお、米国州立大学の場合、米国籍をもち、州に住んで1年未満の場合には学費が高額となる為、米国で資格をとりたい場合には学費を調べて前もって準備することも重要です。

ドイツの場合には、ドイツ語を学び、ドイツの薬科大を受ける必要がある為、学校によって基準を確認してください。