製薬会社の研究開発職に転職するための重要ポイント
製薬会社の研究者に転職するケースでは、競合者になってしまうのは薬学部の出身者のみでなく、工学部、あるいは医学部などまったく異なる学部出身者と競い合うことになります。その点も意識した上で取り組んでみたいというビジョンをきちんと持つことが大切になります。
■スムーズに行うためには転職サイトの活用が重要です製薬会社の研究職は、資格を活用できる勤め先としてとりわけ人気を見せていて、高い給料に加えて処遇面で厚遇されているといった印象から応募する人がたくさん見られます。実際のところ、週休二日で土曜日日曜日が休みのところが多いですが、細かい点を言うなら時間外の仕事もあり、研究の中身によっては徹夜もあります。
そうは言っても、離職者があまりなく、募集そのものが僅かなですから、一般的な調剤薬局、あるいはドラッグストアの職員募集を探すのとは異なる形で転職のための活動を進める必要があります。研究開発の社員募集は基本的に、転職ウェブサイトに公開されません。
従って独力で研究職の社員募集を見つけ出すことは難しいと言ってよいでしょう。。
資格がそっくりそのままアドバンテージにはならない研究職ですが、そうは言っても、不利というわけではありません。研究職の社員募集には考えている以上にライセンスが求められるものがあります。工学部、あるいは農学部出身者は当然の事、研究職へと進んだ薬学部の出身者にも資格を取っていない方もいますので、持っているということ自体がアドバンテージとなることもあり得ます。
それに加えて、MR職であったり管理薬剤師として成果は、別の研究員には欠けているアピールポイントとなることだってあります。従って、薬剤師の形での実績はありとあらゆるものを有効活用するつもりで転職のための活動をしましょう。
工学部、あるいは医学部の出身者も競争相手となるので、あらゆる部分で会社の求める人材になることが不可欠です。しかしながら、1人で活動を展開していると、研究職は、調剤薬局、あるいはドラッグストアなどで必要不可欠な技能や知識とは全然違いますので、専門の転職ウェブサイトにエントリーし、コンサルタントを活用して、詳しい必要な情報を教えてもらうことが不可欠です。
それを踏まえて、どういったところをアプローチするとよいか、どういったアピールの実施法がよいかなど、尋ねてみると、実際的な指導を受けることができるでしょう。研究職になるためのアピールポイントを把握することが重要になります。