2017年06月16日

感染症に役立つ資格の取得と転職

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最近は様々な病気が話題になりますが、感染症と言うのもニュースで話題になります。感染症には様々な病気がありますが、医療の仕事では専門分野があります。薬品のお仕事をする人に、おすすめしたい感染症に関する資格を紹介します。

これからも必要とされる感染症の薬物療法

最先端の医療には新しい知識や技術が必要で、そのためにはそこに関わるプロの専門家が必要です。薬品の専門家である薬剤師は、スキルアップをするために転職をします。元々薬品のスキルがある仕事なので、さらに専門性の高い分野のスキルが求められています。

現代は感染症といわれる病気が多く、ウィルス性の病気のインフルエンザやノロがあります。感染症の病気は一人だけではなく、感染が拡大すると全国規模にまで被害を与えてしまいます。またエボラウィルスなどは世界規模の感染症で、現代から未来まで感染症の薬物療法が大事になります。

この感染症に関する専門家が、感染制御認定薬剤師と言う資格を持つ人です。

医療センターや感染症診療の病院で活躍

感染制御に対する高度なスキルや技術を持つ感染制御認定薬剤師は、感染症患者に安心安全な治療環境を提供する役割もあります。活躍の場として上げられるのが、医療センターそして病院と言った医療機関になります。大手総合病院や大学付属病院などがあり、感染症を総合的に診療する専門科がある病院です。

また公立や赤十字病院そして労災や自衛隊病院があり、感染症指定医療機関になっている場所で働けます。他にも高齢者医療センターやリハビリの病院、がんや心臓病センターなどもあります。感染症という病気は高齢者はもちろん、子供にも感染する事で重篤な被害となります。

薬剤師がこれからスキルアップするのにおすすめです。

JSHPの資格を取得するための方法

感染症患者の薬物療法を安全に行う目的で作られたのが、感染制御認定薬剤師と言う資格になります。この資格はJSHPが主催している認定試験があり、年に1回6月ごろに行われています。この認定試験では申請をするのに条件があり、薬剤師の免許があり5年以上の実務経験も必要です。

また感染対策や感染制御経験も3年以上、講習会の単位が10単位履修するのも条件です。認定試験の内容は感染制御に関する法律や、感染症の基礎知識や予防などが出されています。また資格を取得するときには勤務先での実績、そして病院長などの推薦も必要になります。

つまり感染症を専門にしている医療機関で、働きながら資格取得をするのが一番です。