2022年10月01日

年数で区切ることでイメージを最大化する

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薬剤師のキャリアプランの立て方にはいろいろな道があり、その複数の道を正確に渡っていくには自分の信念や譲れないものが必要といえます。特になぜこの仕事をやりたいのか、そこを深堀することでわかりやすくなり、進むべき道が明確になっていきます。

将来を考えるには5年後からイメージする

どの職業でも転職を考える時期がくることがあり、専門職であればあるほどその技能をもっと生かしたいと考えるようになります。薬剤師の場合には医療機関でも病院やクリニックでも違いがあるので、仕事内容を考えるとスキルアップをできる現場の方がメリットが高いです。

まず5年先を考えると最初は病院で勤めることをイメージするならば、現代医療の肝でもあるチーム医療を捉えていかなくてはいけません。その為に医師と看護師と連携を取り、困っている患者さんの状態を見極めていくことも必要不可欠です。

そこでコミュニケーションを覚えてたくさんの症例に対して経験を積むことができるのも、病院勤務のメリットといえます。

5年経った後に勤めたいクリニック

病院勤務でたくさんの経験を積むことで専門外の仕事などをこなせるようになりますので、臨機応変な仕事ができるようになります。病院勤務を5年続けてから転職で専門のクリニックへ行くことで、より薬の専門性を活かせるようになり、患者さんとの接し方も変わっていきます。

まずクリニックなどは専門性が高くなることから、働く人材もスペシャリストにならなくてはいけないのと、知識だけではなく経験も大きなアドバンテージです。コミュニケーション能力も高くなっていると、キャリアプランを考えるには5年から10年病院勤務、その後にクリニックへと転職などが理想のケースとなります。

短いステップでのキャリアプラン

こういったキャリアプランでも5年から10年先をイメージしにくい人は、もう少し短い期間で考えることもできます。半年から1年というスパーンで考えることがイメージしやすい人であれば、勤めている場所によって目標を達成するモチベーションが高くなります。

まず半年で転職ということではなく、仕事の成果を求めることを重視していくことで、短期目標が達成されると考えることです。顧客満足度を満足度を計るにも明確な数字が自分ではなくても、患者さんが多く来院してくれたとか、薬を処方してリピートする患者さんが増えたなどもひとつの目安となります。