2022年07月19日

仕事する時に運転免許を持っていた方が良いのか

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薬剤師として働く際に、運転免許を所持した方が良いのかどうかが気になるところです。大学卒業するまでに取得していない人もいるかもしれません。ここでは、仕事を行う上で運転免許が必要なのかどうかについて紹介しますので、ぜひとも参考にしてみてください。

地方の場合は運転免許が必須になる

東京や大阪、名古屋のようなところであれば、運転免許を必須としない職場が存在します。こういうところは、公共交通が発達しているため、バスや電車で通えるからです。しかし、地方となると公共交通が発達していませんので、自ずと運転免許が必須となります。

職場で必須でないにしても、運転免許がないと生活できない可能性があります。近くのスーパーやコンビニに行くのに何キロも離れている場合は、自転車ではどうしようもないので、車を使うしかないでしょう。

特に、都会から地方に転職する際は、運転免許の有無がポイントになるので、できる限り転職する前に取得するようにしてください。運転免許がある人は、それが無い人よりも必然的に評価が高くなります。

在宅医療を行う薬局では必要不可欠

近年薬剤師で重要になってきているのが、在宅医療へのかかわりです。在宅医療とは、医師や薬剤師が患者さんの自宅や介護施設に出向いて診察をしたり、薬を処方したりします。在宅医療のために患者さんのところに出向くわけですから、自ずと自動車が必須になるはずです。

患者さんのところに出向くだけなら、バイクや自転車でも良いと思われるかもしれませんが、バイクや自転車では患者さんに届ける薬などの荷物が入りきれないのです。時には重い荷物を運ぶ必要があるから、自動車で出向かないといけません。

在宅医療に対応している薬局はまだ少ないですが、高齢化の進展により対応したいと思っている薬局は多くあります。将来的に在宅医療に関わりたいならば、運転免許を取得すると良いでしょう。

意外とペーパードライバーが多い現状がある

ただ運転免許を持っていても、全然車の運転を行っていないペーパードライバーでは何にも役に立たないと言えるでしょう。履歴書に運転免許と書いてあったら、車の運転ができるんだなと認識しますが、実際にはペーパードライバーであれば、就職面接での評価は下がってしまいます。

転職活動で運転免許が必須ということならば、日頃から車の運転をしておくのが望ましいのです。もしペーパードライバーならば、教習所でのペーパードライバー教習などを活用して、少なくとも運転ができるようにした方が良いでしょう。