2025年01月17日

国家試験に合格することで就職への選択肢が広がる

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薬剤師になるにはただ大学で養成課程を受けて修了すれば終わりではありません。資格を得るための国家試験を受ける必要があります。幅広い能力と知識が求められるので合格は並大抵ではありません。しかし、合格すれば新しいキャリアへの道が待っています。

実際の国家試験で問われる科目や能力

薬剤師になるための国家試験は幅広い分野の問題が出題されます。臨床にかかわる実践的な能力も求められるので座学だけでは不十分です。国家試験では基礎知識のほかに薬学理論や医療現場での実践を考えた技能・態度なども問われます。

科目は衛生・薬理・薬剤、物理・化学、倫理・実務といったあらゆる科目が出題されます。

国家試験合格への手厚いサポートがあると良いです

6年制の薬学部で養成課程を修了してはじめて国家試験を受けることができます。4年制の薬科もありますが、修了しても国家試験を受けることはできないので注意しましょう。国家試験に合格するのは簡単なものではありません。

新卒者の合格率は年々80%をキープしていますが、不合格の人が常に一定数いるのも事実です。修了したからと言って必ず受かるものはないのです。国家試験合格を目指すなら、合格率や試験対策を豊富に行う大学を重視してみましょう。

大学ごとに国家試験の合格率は毎年発表されています。国家試験対策は大学ごとに特色を持った対策を用意しています。試験対策用のコンピュータソフトや映像授業など、自分で調べてみてください。自分で学べる自習施設や図書館が充実しているかもポイントです。就職後により活躍していきたいなら「臨床教育」を受けるのも選択肢です。チーム医療や長期実習が用意されている大学もあるのでアピールポイントをチェックしておきましょう。自分の将来像を考え、必要な支援を受けられる大学を選んでください。

就職の選択肢は幅広いのでゆとりをもって決めよう

国家試験に合格したら次に就職先を決めることになります。主な就職先は調剤薬局や病院などの医療施設になります。薬局の需要が増しているので、半数以上の方が調剤薬局勤務となっています。

調剤業務のないドラッグストアも選択肢の一つです。街中で見かける調剤薬局では医師の処方箋をもとに薬を調剤し患者さんにお渡ししてします。近年は地域医療として患者に寄り添う「かかりつけ薬局」が求められています。

調剤薬局を併設したドラッグストアも存在し、活躍の場として今後も需要が増えていくことでしょう。かかりつけ薬局の仕事として在宅訪問を行うこともあります。医療施設では病床が20床以上の病院に勤務している人が多いです。病院内で使う薬を製剤し、患者さんに届けるのが仕事です。様々な症状を抱えた患者さんに合った薬を院内でつくるのが重要な仕事といえます。高度な知識を活用して医師に対して処方箋を提案するのも病院の特徴です。調剤薬局を併設しているドラッグストアも薬局と同様の仕事行います。そうでない場合はOTC医薬品の販売やレジ、品出しなどにあらゆる仕事に従事します。一般的な薬であっても第一類医薬品は薬剤師が在籍していないと販売できません。ドラッグストアにおいても必要不可欠な存在となるでしょう。