仕事内容や給料事情について広く紹介します
医療現場に欠かすことのできない存在の1つが薬剤師です。この職種の仕事内容や給料事情などは、他業界で働いている人にはあまり知られていないのではないでしょうか。ここでは、それらについて広く紹介していきます。
従来の仕事内容と新たな業務内容について
社会の変化に伴って薬剤師の仕事内容に大きな変化が起こっています。従来の仕事といえば、医師の出す処方箋に基づいた調剤業務や薬の販売がメイン業務でした。また、処方箋通りに薬を渡すだけでなく、その薬が患者の症状やアレルギーに悪影響を及ぼさないかチェックすることも行っています。
もし問題を発見したときには処方内容の見直しを医師に提言することもその主な業務内容に含まれているのです。他にも、薬の使い方を丁寧に患者に説明することも大切な役割です。しかしながら、高齢化社会への突入という近年の社会の変化によって、在宅療養の患者が増加し、自宅で薬の管理や指導を行う訪問薬剤師の数も増えてきています。
他にも、薬局において健康相談を受け付ける役割も担うようになりました。これによって、患者は身近な薬局で健康に関する適切なアドバイスを受けられるようになりました。
他の業界とは異なる課題もあります
さまざまな業界でデジタル化が進んでいますが、この医療業界においても同様です。デジタル技術を応用したオンライン診療などはその典型例でしょう。また、オンラインを活用して服薬指導を行うことも珍しくありません。
しかしながら、医療という現場においては患者は必ずしもデジタル化を求めているわけではありません。直接会ってコミュニケーションをとることで安心したい患者も存在するのです。
AIやロボットの導入がそのまま患者のニーズにすべて応えるわけではないという難しさが一方にはあります。
給料は勤務するところによって異なります
医療現場において重要な役割を果たす職種ではありますが、その給料事情はどうなっているのでしょうか。結論から言うと、調剤薬局、病院、製薬会社が主な勤務場所になりますが、それぞれによって給料は異なります。
傾向としては、製薬会社勤務の方がもっとも高い傾向にあります。年収では600万円から1000万円と言われています。他方、調剤薬局の場合は450万円から650万円で、病院勤務の場合は400万円から600万円の傾向です。
他にも、地域によっても給料事情が変わることもあります。人手不足の地域だと高くなり、飽和状態の地域だと安くなる傾向が強いです。