地味な身だしなみが求められる薬の専門家の注意点
薬剤師の身だしなみに対しては、地味で控えめな印象を受けている人が多いものです。清潔感ある服装であることは、医療関係の仕事に就く上でプラスに働く要素です。しかしながら、必要以上に厳しい服装規定によって、薬剤師の本来的な明るさが失われてしまっているケースも少なくありません。薬局では、具体的にどのような規定に従って、身だしなみを整える必要があるのでしょうか。
一般常識の身だしなみとは基準が異なるケースもある
薬局の身だしなみに関するルールは、それぞれの薬局によって異なります。大手チェーン系の薬局の場合、華美な印象を与えてはいけないというコンセプトに基づき、薬のスペシャリストは、シンプルな物であっても、アクセサリーは禁止されています。
さらに、化粧品はベースのファンデーションとリップのみというシンプルなお化粧がよしとされ、顔の印象を変えるには至っていません。髪の毛は落ちないようにまとめるという指示が出されており、長髪の場合、オールバックでひっつめて髪をまとめるのが主流です。
薬局の基準に従って整えた見だしなみは、残念ながら、地味で暗い印象です。薬局を訪れる多くのお役さんに第一印象で心を許してもらえるような印象とは、言い難いものです。厳し過ぎるルールは、お客さんのニーズに合わない部分があることを認識し、時代に合わせて、身だしなみのルールを修正してゆくことが求められます。
白衣着用は徹底し、その他はある程度自由に任せる
全てに厳しいルールを敷くのではなく、一部のルールを守れば良いという柔軟な姿勢を示すところもあります。医療関係の専門職であることが一目で分かる白衣の着用は必須ですが、髪の毛の色などは自身で自由に決めることが可能です。
なお、自由とはいえ、清楚であること、業務遂行上問題がないことは徹底し、最低限の規律を守ることを求めています。クレームが来た場合、自分で対処できる力を身につけておくことも、必要です。身だしなみ上の自由が確保できる一方で、その他の行動に関する責任を自分で負う自覚を持つことが強く求められる状況になっています。
暗すぎない好感度の高い身だしなみとは
厳しいルールに基づいた身だしなみは、暗くて近寄り難いというマイナスの印象を与えることもあります。薬剤師に対して、きつくて話がしづらそうといったイメージを抱かれてしまうと、薬の相談や、さりげない健康相談をしてもらえなくなるリスクが高まります。
第一印象で怖いと思われないように、メイクや身だしなみを客観的に判断して、やわらかで話しかけやすい雰囲気づくりを心掛けることが大切です。