資格を取得するまでの準備と取得後の考え方
国家資格がないとできない仕事があり、調剤業務などもその一つになるでしょう。高校時代になりたいと考えたときに何をすべきか、薬学部に入学した後に何をしたらよいか、いざ資格を取ったらどんな考えを持つべきかを知っておきましょう。
高校生の時に何をしておくのがよいか
小学生のころに将来何になりたいか、どんな仕事をしたいか聞かれます。その時に良く出てくるのはテレビなどで知られている仕事で、プロスポーツ選手やテレビのタレントなどが上位に来るようです。高校生ぐらいになると仕事に関する情報がどんどん増え、より具体的に将来の仕事を考えるようになるでしょう。
このとき薬剤師になりたいと考えたなら何をしておくのがよいかです。まずは理科や数学などの勉強に力を入れるのが良いでしょう。この資格を取るには6年制の薬学部に進学する必要があり、理系なので理科や数学が受験科目になります。
また大学の授業でも高校の理科や数学の知識が必要になります。その他大学選びも行う必要があるでしょう。
大学に通いながら何を意識しておくか
薬剤師になりたいと考えたらまずしないといけないのが6年制の薬学部への入学です。国家試験の受験資格を得るために必要なので頑張って合格しましょう。ただ入学して卒業すれば必ず合格して資格が得られるわけではありません。
又、無事資格が取れたとしても上手く生かせなければ宝の持ち腐れになる可能性もあります。大学に通っている間に国家試験対策とやりたいことの発見をしておきましょう。
国家試験は卒業後なので6年次に行えばよいと考えるかもしれません。しかし試験は簡単ではないのでもう少し早めに始めた方が良いでしょう。やりたいことが見つからないと周りに流されて就職してしまう可能性もあります。自分の考えで就職できるには事前の準備が必要です。
資格を取って就職してからの考え方
薬剤師の資格は一度取れば基本的には一生有効になります。ただ薬に関する技術は日々進歩していて、資格を取得したときの知識だけで良いわけではないでしょう。無事資格を取得し仕事をするようになっても日々新しい情報や知識を身に着ける意識を持つ必要がありそうです。
新しい情報や知識の得方としては自分で行う勉強があります。薬に関する書籍や論文などを利用して最新の情報を得ると良いかも知れません。自分一人ではなかなか勉強ができないなら仲間と一緒に勉強しても良いでしょう。
職場によっては勉強会を定期的に開いてくれるところもあります。国家資格以外にも認定資格があり、それを取得すればより専門的な仕事ができるようになるのでそちらの取得を目指すのも良いでしょう。