2024年02月09日

透析のために使用されている薬品

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内科に勤務している薬剤師は、透析をおこなうために必要となる薬品に関する知識についても熟知しています。透析を患者に実施するために使用されているのは透析溶剤という薬品で、この仕事をしている人が透析溶剤の調剤を担当しています。ここでは、透析溶剤を調剤する時に知っておかなければいけない知識について解説します。

腎臓を治療するために使用される透析溶剤

薬剤師が透析溶剤を調剤することがあるのは、腎臓病の患者の治療をおこなう時です。腎臓の機能が低下すると健康の維持をするために必要なことを腎臓がおこなうことができなくなるので、腎臓の代わりに人工的に必要な作業をする必要があります。

このような作業をするために使用されているのが透析溶剤です。透析は血液透析と腹膜透析という2種類の方法でおこなうことができ、患者の状態などを考慮して最適な方を選んで透析がおこなわれています。

水で薄めてから使用する血液透析用の透析溶剤

血液透析をおこなうために使用されている透析溶剤は、そのままの状態では使うことができません。透析溶剤を十分な水の量で薄めたものを、血液透析のために使用します。透析溶剤を水で薄める作業も薬剤師が担当することができ、患者が安全に血液透析をできるようにするためには、慎重な作業が必要になります。

血液透析のために透析溶剤を薄める場合に注意しなければいけないのは、使用する水です。透析溶剤を薄めるために使用する水は必ず清潔なものを使用することが重要です。衛生的でない水を使用して透析溶剤を薄めると患者が安全に血液透析をできなくなるので、作業を担当する人は作業の前に水の状態を確認しています。

透析溶剤に含まれているカリウムなどの成分

血液透析をするためには、一定の量の透析溶剤を施術の前に用意することが必要です。一人の患者が血液透析をおこなう時に必要な透析溶剤の量は、1回の透析あたり120リットル程度です。人によっては少し多めに透析溶剤が必要になることもあるので、施術をする前に必要な透析溶剤の量を確認しておくことが重要です。

水を薄めて作られた透析溶剤には、カリウムやナトリウムなどの物質が含まれています。これらの物質は腎臓を流れる血液にも含まれていますが、腎臓の機能が衰えている人の血液は健康な人の血液と比べて含まれている成分の量が異なるため、透析溶剤を使用して血液透析をおこなっています。