2024年01月07日

震災時に最適な行動をとるにはどうしたら

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災害時における薬剤師の行動や気を付けるべき言動などを理解しておくことは、天災の多い国内だけではなく海外にいる際に被災した場合にも有効です。日ごろから適切に対応できるようにしておくためにはどのような部分に気を付けたらいいのでしょうか。

何ができるか・何をすべきか見極める

薬剤師自身が被災した時に重要なことの一つに、体調を含めて現状を把握しておくことが挙げられるといいます。自分をはじめ、家族全員の安否や体調を確認するだけでなく勤務先の被害状況についても把握しておくことが行動するために必要です。

勤務先が被災している場合には上司の指示を仰ぎながら患者たちに対応することが最優先となるため、家族全員の次に勤務先への連絡を怠らないようにすることを忘れないで下さい。在庫や設備の確認も忘れないようにすることで患者へ適切な対応が取れるようになるため、積極的に確認しましょう。

普段常連ともいえる患者さんの安否確認を行い、服薬に対して適切な対応を取らなければならなくなるため、状況を判断して適切に行動することが望ましいといわれています。

救護活動へ参加する場合を考える

特に家族全員・勤務先に問題がない場合には、現地へ派遣される医療チームに協力することが重要となります。仮説で設置される避難所や医療機関で医師と連携して患者のけがや病気を確認して適切に対応していくことが必要です。

特に災害時には流通がストップしてしまうため、現状の在庫で対応しなければならないことも非常に多くなることから、医師たちとの連携で最適な医薬品を用意しなければならないこともあります。また、非常事態であっても普段通りの服薬をしなければならない人も多いため、飲み合わせなどにも配慮しておかなければならないのが実情です。

医師たちも専門外の分野を診療しなければならず、処方する薬を間違う可能性があることなどからコミュニケーションを密に行い、2次災害などを防ぐよう行動することも大切となります。

注意したほうがいい言動はあるか

非常事態であるからこそ、普段起こりえないようなハプニングが起こることは当然といわれていますが、怒ったり怒鳴ったりすることは得策とは言えません。災害時であっても怒りによって何かが発生するわけではない以上、被災して精神的なショックを受けていることは理解できますが、できる限り寄り添う形の言動をとることが最優先といえるでしょう。

また、自分自身でストレス過多にならないよう、できる限り時間を取って穏やかに過ごせるスペースを見つけ、休憩を取ることも忘れないでください。