2017年05月05日

認定されるとより仕事にプラスになる

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国家試験に合格していれば、一般的な仕事はできます。しかし、より高度な仕事をしようとするなら、それぞれの分野の知識を得ておく必要があります。認定を受ければ、その分野での信用力が高まり、よりやりがいを持って仕事ができるようになります。

研修や実技プログラムを受けることで取得

医師になれば医師の業務が行えます。国家試験に受かればよいですが、実際には一人の医師がいろいろな治療をするわけではありません。それぞれ認定とされるものを取得していて、それらの診療を行うことが多いです。無くてもできますが、あった方が信用力が高まります。

薬剤師も医師同様に国家試験委合格すれば仕事はできます。でも、キャリアアップしたい場合があるでしょう。認定の証を取るには所定の研修や実技プログラムを受ける必要があります。

医療機関で行っているところがあるので、転職をするときに実施をしているところに行くなどすればよいかもしれません。自分で実施しているところに行って研修を受ける場合もあります。

がんに関する両方に特化した知識の認定

がんの治療として、外科手術を行う方法、抗がん剤などの薬による治療、放射線の治療があります。より幅広く行われているのが抗がん剤などの薬による治療でしょう。一般の資格者でも治療に合った薬の調合などはできますが、患者や症状に合わせて行う知識があればより適切に行うことができます。

がん薬物療法における認定薬剤師の資格を取るには、一定期間の実務経験とがん領域の講習の受講等が必要になります。そのため、調剤薬局で働いている人がいきなりなれるわけではありません。

まずは医療機関に勤め、がんに対応する仕事をしないといけないでしょう。そのうえで、所定の講習を受けて、その単位が認めらえる必要があります。

漢方薬や生薬の専門的な技術を認定するもの

一般的に薬といえば西洋薬になります。でも、ドラッグストアなどに行くと漢方薬が売られていることもあります。どちらかといえば地味なイメージがありますが、最近は認知度が上がり、西洋薬と併用して使われることも多くなっています。

薬剤師であれば、基本的にはどちらの薬も調合ができます。でも様々な効用をきちんと出そうとすると、一定の知識などが必要になります。漢方薬などの認定資格をとるには、講義や薬用植物園での実習ンドを受けさらに試験に合格する必要があります。

大学の薬学部などでは、専用の植物園があります。そちらでは、そちらに行って実習を受けたりすれば、知識を得ることができます。取得すれば、更新も必要になります。