液体状の医薬品も使用されている調剤
薬剤師が調剤をしている医薬品の形状は種類が豊富です。固形の医薬品が調剤にはよく使用されていますが、場合によっては液体状の医薬品が調剤されることもあります。ここでは、調剤でも使われている液体状の医薬品について解説します。
口から飲み込んで服用する液体状の医薬品
薬剤師が調剤することができる液体状の医薬品は、口から服用するタイプの種類です。固形の医薬品と比較した場合、患者が飲みやすいことがこうした薬の特徴です。
固形の薬を飲むことが苦手な子供でも簡単に飲むことができるので、子供の患者のために医師が処方をすることもあります。ものを飲み込む機能に障害がある人にも液体状の医薬品が処方されることがあり、固形の薬がのどにつまる危険性を避けることができます。
高齢者のために液体状の医薬品を処方することもでき、薬をのみ込むための身体機能が衰えている場合にも、薬を飲むことができます。
体の中に吸収されやすい液体状の薬
液体状の医薬品は、薬の中に含まれている有効成分が体の中に吸収されやすいという特徴も持っています。固形の薬と比べて有効成分が吸収されやすいのは、液体の中に成分が溶けているからです。
液体の中のさまざまな場所に有効成分が広まっているので、口から飲んだ時に短時間で成分を吸収することが可能です。このような特徴を持っていることから、薬の効果ができるだけ早く体に現れるようにするために、液体状の薬が処方されることもあります。
液状の医薬品を調剤する時に気をつけるべきこと
薬剤師が調剤することができる液体状の医薬品は、調剤をする時に気をつけなければいけないこともあります。他の薬と混ぜ合わせる時にも注意が必要です。液体状の医薬品も混ぜ合わせて使用できる場合がありますが、液体状の薬は他の種類と比較して、混ぜ合わせた時に性質が変化しやすいという特徴があります。
特定の目的のために2種類の液状の医薬品を混ぜ合わせた場合でも、どちらかの薬の性質が配合によって変化してしまうと、当初の目的を達成することができなくなります。このような状態の医薬品を患者が服用しても十分な効果が現れないことが多いので、複数の種類の薬を混ぜ合わせる時には注意が必要です。
複数の液体状の医薬品を混ぜ合わせる時には、守らなければいけない注意事項もいくつかあります。こうした注意事項を守らずに医薬品を混合すると、患者が安全に服用できる医薬品を調剤することができなくなるので、調剤をする人は必ずこうした注意事項を遵守して調剤をすることが必要です。