2023年08月13日

ラウンダーとして働くメリットとは何か

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ラウンダー薬剤師とは、人員不足の薬局を巡回する事で調剤業務を手助けするのが仕事です。いわばヘルプや助っ人のような存在です。ではラウンダーとして働くメリットは何かというと色々あるので、詳しく見ていきましょう。

複数の店舗を回る為給料が平均よりも高い

ラウンダーとして働くメリットは、給料が平均よりも高いという事です。一般的に調剤薬局で働く薬剤師の年収は450~500万円程です。しかしラウンダーとして働くと600~700万円に跳ね上がります。なぜこれほどの差があるのかというと、ラウンダーは複数の薬局を巡回する必要があります。

その移動の負担を考慮し給料が高めに設定されています。
その為より高い給料を望む人は、移動もあり大変ですがラウンダーの求人を探すと良いです。

煩わしい職場での人間関係の悩み事がほとんどない

職場の煩わしい人間関係に悩む必要がないというのも大きなメリットです。通常調剤薬局やドラッグストアに病院等で働いていると、毎日同じような顔ぶれと仕事をしなければなりません。特に調剤室は決して広い空間ではない為、そこに同じメンバーで毎日仕事をしていると閉じ込められているような感覚にもなりますし、息も詰まってしまいます。

そこに派閥等あるとさらに大変です。しかしラウンダーとして働けばそんな心配はいりません。常に複数の薬局を巡回する為、各同僚と会うのも週に1回程度です。それだけしか会わない訳ですから、派閥があろうと広く浅く付き合っているので人間関係に悩む事はありません。

もちろん仲が悪いという訳ではなく、あいさつもきちんとしますし世間話もします。仕事の話もするので、本当に適度の距離感で仕事が出来るというのが大きなメリットです。

複数の薬局で働く為マンネリ化しない

ラウンダーとして働けば、毎日複数の薬局を巡回するので、常にフレッシュな感覚で仕事をする事が出来ます。その為仕事がマンネリ化しないというのがメリットです。

毎日同じ職場で同じ同僚と同じ仕事をしていたら、うんざりしますしマンネリ化もしてしまいます。しかしラウンダーは移動が基本なので、たとえ嫌な職場があったとしても週に1度だけなので我慢出来ますし、巡回範囲が大きい地域では新幹線を使って移動する事もあります。

そうなるともはやちょっとした旅行感覚になるので、ストレスもたまりません。さらに現地の美味しいものを食べて回ったり、お土産を買ったり温泉に入ったりのんびりする事も出来るので、旅行好きな人に向いている職業です。