2017年05月10日

一体どのくらいのお金が必要となるのか

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薬は病気を治すために非常に重要なアイテムです。そんな薬を患者に対して提供する薬剤師として働きたいと考えている方に向けて、実際に目指すことになると、どの程度のお金が必要になるのかと言った現実的な事を記載します。

大学に進学することから始める必要がある

そもそも、薬剤師になるための国家試験は誰でも受けれるわけではありません。前提条件として薬学部に進学する必要があります。薬学部に進学し、卒業しないことには国家試験を受けることが出来ないので注意する必要があります。

また薬学部は一般的な大学と異なり6年生となります。薬学部の学費は決して安いものではありません。そのため、少しでも安い学費の環境をお探しの方は、私立ではなく国公立の大学に進学することが重要となります。当然国公立の場合は学費が安いことから難易度も高く、簡単には進学することが出来ません。

ご自身の経済的な状況と比べて私立に進学するのか、国公立に進学するのか決めましょう。

薬学部を卒業した上で試験を受ける

さて、薬学部をめでたく卒業することで、国家試験を受けることが出来ます。しかし国家試験は無料で受けることが出来るわけではなく、まずは国家試験のお金を払う必要があります。金額は6800円です。決して安い金額ではありませんが、このお金を払わないことには国家試験すら受けることが出来ませんので必ず払いましょう。

さて、国家試験のお金を払った後は試験を受けることになります。試験の結果、めでたく合格した場合は薬剤師として現場で活躍することが出来ます。しかし、国家試験に合格すればすぐに活躍できるわけではありません。というのも、免許の申請をしなければならないからです。

この免許の申請にもお金が必要です。

免許の申請に必要な金額はいくらか

免許の申請に必要な金額は3万円となります。3万円ということは国家試験の際に支払った金額より更に高額な金額を必要となってしまいます。そのため思わず払うのを躊躇してしまうかもしれませんが、この金額を払わないことには免許を取得することが出来ないため、必ず払いましょう。

以上のように、この職業で働いていきたいと考えた場合は大学の学費や国家試験のお金だけではなく免許の申請手数料など多くのお金が必要となってしまいます。しかし、免許取得後は様々な場所で重宝され、日々やりがいを感じることが出来ます。

免許取得までは非常に厳しい道のりですが、その後は連日やりがいを感じ、充実した日々を送ることが出来ます。