何を優先して働きたいのか考えよう
人によって働く理由には違いが存在しています。そして働く目的に違いがあれば、適した職場も変わってきます。そこで自分に合った職場を探したいと考えているのであれば、どのような理由で働きたいのか最初に整理しておくようにしましょう。
給料を優先したい場合の職場の選び方とは
大学で6年学んで資格を取得したからこそ、十分に元が取れるように収入を優先して薬剤師の職場を選びたいと考えている方もいるでしょう。収入を優先したいなら、製薬会社や大手のドラッグストアが適しています。
ただし製薬会社は給料が高くて年収も良いため、倍率が高いといった点に注意が必要です。また同じようなドラッグストアであっても、会社の規模や働く地域などに応じて待遇が変わってくることもあります。
また収入面を優先して選びたいのであれば、初任給だけで判断するのではなく、各種手当や昇給のチャンスなどの点も含めて総合的に判断することが大切です。
休日や自由時間を考慮して職場を選ぶことも大切
仕事はしたいけれど、プライベートの時間もしっかりと確保したいという方もいるでしょう。そのような場合であれば、完全週休2日制や定時で仕事が終了しやすい職場を選ぶのも1つの手です。
完全週休2日制は、毎週必ず週休2日で、週休2日制は月に1回は週に2回の休みがあるという意味です。また定休日が決まっているような職場だと、決まった休みを確保しやすくなっています。土日に休みを取得したいなら、製薬会社での勤務が適しています。
また病院勤務などの場合、入院設備もある環境だと残響や夜勤も発生しやすいので注意しましょう。職場ごとに残業の発生しやすさが異なりますが、営業時間が決まっているドラッグストアや調剤薬局などの店舗勤務は、比較的残業が発生しにくいといった特徴があげられます。
気持ちよく働ける職場を選ぶこと
給料などの条件が良い職場であっても、自分に合わない環境で働くとストレスをため込んでしまう可能性もあります。そこで自分が気持ちよく働ける職場を探すことが大切です。
ここでポイントとなるのが、気持ちよく働ける職場の条件は人によってちがいがあるという点です。コミュニケーションが得意な方であれば、医師や看護師、さらに患者さんなどとのやり取りが求められる職場でも問題なく働けます。
一方でコミュニケーションが苦手な方は、業務で話をする人の数が多いと精神的に疲れてしまうかもしれません。求められるコミュニケーションをする相手は職場ごとに異なるので、少しでも負担が少ない環境で働けるように工夫しましょう。