2023年01月06日

ママさんが活躍できるためのポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬剤師は男性より女性の有資格者が明らかに多く活躍しています。しかし、女性は結婚や出産、育児などによって離職せざるを得ない場合もあります。それでも薬剤の資格を無駄にしたくはないため、雇用形態をパート労働に変えるなどして活躍していらっしゃいます。

女性有資格者は週に何日働くのか

ママさん薬剤師の場合には、週に何日ほど働いているのかといえば、週5日から週4日、週3日という働き方になります。よくイメージされている週1~2日だけというワークライフバランスのとれた働き方をしている薬剤の有資格者は、ごく少数です。

ちなみに、週4日働いているママさんが多く、そのうち3日は5時間、うち1日は4時間などの時短勤務になります。フルで働くには家庭との両立が難しいため、パートタイムを適用しています。よくイメージされる扶養内での働き方はしていないようです。

というのも、薬剤の有資格者はパートであれ、時給が高めなので、扶養を簡単に超えてしまいます。それならば、長時間働くほうを選ぶママさんが多いようです。

ママさんは正社員で働いているのか

ママさん薬剤師の場合、正社員として働けるよりもパートでの時短勤務を希望するといいます。もちろん、正社員で活躍しているママさんもいらっしゃいます。なぜ、家庭と両立ができるのかといえば、両親の助けによるものや、夫が協力的であることもポイントになっています。

とくに、時短勤務ができるのは魅力のようです。医療従事者とは異なり、当直・日直などの勤務がありません。職場によっては時間短縮制度もあります。定時より早上がりができます。

家庭持ちに理解が示されるとは限らない

もとが正社員であれば、たとえ育休を取得しても復帰することが可能です。出産するまではフルに活躍していても、育児中は時短勤務が可能になります。そうした福利厚生制度が充実しているのも魅力のようです。こうした支援制度により無理なく正社員で活躍ができるともいわれています。

勤務時間だけでいえば、育児中はパート勤務とあまり変わらないものの、収入や休暇などはパート勤務よりも遥かに充実しています。もちろん、家庭持ちに理解がある企業ばかりではありません。パートタイムよりも休みは取りにくくなるケースもあれば、繁忙期には残業も多くなります。

そこでポイントになるのは、両親や旦那さんのサポートです。また、恵まれた環境にはない場合には、通勤時間が短い職場へ転職や異動を願い出たりもします。または、子どもが大きくなってから正社員として働くママさんもいらっしゃいます。