2023年01月01日

調剤をする時にした方が良いこと

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薬局や病院などで働いている薬剤師は、調剤をする時にした方が良いこともあります。こうしたことをした方が良いのは、患者が薬を服用する時にわかりやすくなるからです。ここでは、調剤をする時にした方が良いことについて解説します。

医薬品を入れておく袋に番号を記載する方法

薬局や病院で働いている薬剤師が複数の医薬品を調剤する時にした方が良いのは、薬袋の中にわかりやすく医薬品を入れることです。違う種類の医薬品を別々の薬袋の中に入れるだけでは不十分で、それぞれの薬袋に番号を書いておいた方がよりわかりやすくなります。

薬袋に通し番号を書き入れておくことで、自分が処方された医薬品の数も患者が確認しやすくなります。

異なる種類の医薬品をわかりやすく調剤する方法

医師の処方箋に従って調剤をする医薬品の数が非常に多い場合には、さらに調剤の内容をわかりやすくする工夫が必要です。カプセルタイプの医薬品や錠剤などが複数処方されている時は、特にわかりやすく調剤することが必要になります。

多くの種類の調剤をする時に確認しなければいけないことは、それぞれの薬を1日に服用する回数です。1日に服用する回数が異なる医薬品を複数調剤する場合には、それぞれの医薬品を患者に正しく服用してもらえるように調剤が必要です。

医薬品の服用を正しくしてもらうために調剤でできることは、それぞれの医薬品ごとに服用する数を記載する方法です。同じ薬袋の中に複数の医薬品を入れる場合には、袋の中に小さな内袋を入れてそれぞれの医薬品を別々に入れることもできます。

医薬品の種類や性質によって調剤する方法

薬剤師が複数の医薬品を調剤する場合には、医薬品の種類ごとに使用する薬袋を変えた方がわかりやすくなります。内服薬と外用薬は使用方法が大きく異なるので、それぞれ別の薬袋に入れて調剤をした方が最適です。

内服薬の医薬品だけでも複数の薬を調剤しなければいけない時には、さらに薬の内容を細かく分けて袋の中に入れることもできます。錠剤やカプセル剤などの固形状の内服薬と液状の内服薬を分けて調剤することでも、患者が服用しやすくなります。

散剤と錠剤を分けて調剤することもでき、どのようにすれば患者がわかりやすく医薬品を服用できるかを考えながら調剤をすることが重要です。医薬品の性質によって使用する薬袋を変えることも調剤をする時には必要です。

医薬品の中には直射日光の影響を受けやすいものもあるので、こうした種類の医薬品は特別な種類の薬袋に入れて調剤することが必要になります。