2021年10月29日

日々の業務に必要なスキルを習得する方法について

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薬剤師が職場内で責任を持って業務に取り組むには、調剤や服薬管理に関する正しい知識を身につけるのはもちろん、同じ現場で長く経験を積むこともとても大切です。また、将来的に管理職を目指したい人は、勤務先で研修を受けるだけでなく、年齢やキャリアに応じて外部の講習会や研修会などの機会を利用するのも良いでしょう。

医療スタッフの研修が充実している職場で働こう

薬剤師は全国の様々な医療や福祉などの現場で必要とされていますが、現場内で専門性を発揮するには絶えず業務に必要なスキルを磨く必要があります。特に、病棟や調剤薬局など専門的なスキルが求められる現場で働きたい人は、医療スタッフの研修が充実しているところを勤務先に決めることがポイントです。

最近では、採用後のスタッフを対象とした集合研修ばかりでなく、個々人のキャリアやスキルに合ったマンツーマンの研修を導入している事業所の数も増えており、様々な立場の人にとって働きやすい状況となっています。また、研修のカリキュラムや期間については職場ごとに違いが見られるため、就職先を決めるうえで時間をかけて色々な職場の事情を確認することが大切です。

なお、初めて医療や福祉の現場で働く人は、就職活動を通じて採用担当者や現役の医療従事者に話を聞いて、どの様な研修がスキルアップに繋がるのか知るのも良いでしょう。

職場の外で行われている催しにも参加をしよう

将来的に薬剤師として働きながら管理職を目指したい人は、勤務先で業務研修を受けるだけでなく、職場の外で行われている催しにも積極的に顔を出すのがおすすめです。例えば、医療従事者向けの講習会や研修会については、スキルアップのための絶好のチャンスとして多くの人の間で関心が集まっています。

こうしたイベントに参加をするには、年齢や役職、実務経験など条件が指定されたり、一定の参加料金の支払いが必要となったりすることもあるため、余裕をもって主催者の発表を確認しておきましょう。また、イベントによっては自分と同じような境遇で勤務をしている人と意見交換ができたり、イベント後も様々な手段を通じてコミュニケーションを取ったりすることも可能です。

そのため、じっくりと各地で行われているイベントのスケジュールに目を通しておきましょう。

将来のキャリアパスについて早いうちから考えよう

理想的な形で医療従事者として経験を積みたい人は、早いうちから将来のキャリアパスについて検討を始めることが重要です。また、仕事を通じて一定のスキルを身につけるには、キャリアアップに向けた支援体制が整っている職場を見つけることも大切です。