2021年08月04日

キャリアアップを考えるなら製薬会社

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製薬会社で働くということは、キャリアアップを考える上で重要な要素となります。調剤の仕事が一般的な業界で、どのようなキャリアを模索することができるのでしょうか。具体的な仕事内容やメリットをあげることでわかりやすく解説をしていきます。

薬の開発に従事し社会に貢献する

製薬会社に就職した場合主な仕事には、薬の開発があります。基本的に製薬会社の研究室に配属され、そこで日夜研究に励むことになるのです。大学で研究に興味を持ち、薬剤師という資格を活かして開発に取り組みたいというひとであれば、向いている職業ではないでしょうか。

調剤の仕事も重要な仕事ではありますが、また違った角度から薬剤にアプローチをすることが可能です。新薬を開発するためには、実験が不可欠です。薬が夜に出るまでには実験に実験を重ねる必要があり、その仕事を担うのが製薬会社の研究室の役目でもあります。

他にも、薬の効用がどのように働くのかを調べる治験という仕事も担っています。治験をすることにより効能のみならず、副作用の有無も調べることができるため、新薬を開発する上では欠かすことができません。そうしたこもごものことを製薬会社では行っています。

薬剤の知識を活かして営業活動をする

次に、薬剤の知識を活かして自社製品である薬の営業活動を行う仕事があります。普通の営業職と異なるのは、薬に関する知識を有している点です。この仕事をMRといい、薬剤師の資格がなければ行うことができません

新薬を病院で試してもらうためには、やはり営業活動が必要になります。そこで、病院に足を運んで薬を売り込んだりするのがMRの主な仕事です。製薬会社というのは国内の企業のみならず、外資系企業も多数日本には存在しています。

そのため、外資系の企業でMRとして働く場合には、日本よりも高待遇で働くことが可能です。そのため、製薬会社での就職を希望する人の中には、外資系に絞って就職活動をする人も少なくありません。それだけ待遇が良いからです。

調剤以外の道を模索することが可能

このように、薬剤師のキャリアは何も調剤ばかりではないということを理解いただけたでしょうか。近年、キャリア志向の強い学生は始めから製薬会社を志望し、将来的なキャリアアップを考えている人がとても多いです。製薬会社では、研究活動を行ったり、薬剤の知識を使って営業活動を行うのが主な仕事です。