期待することができる年収は働く場所により違う
収入が安定していると言われている仕事であるものの、実情は働く場所によって異なると言われています。そこで、代表的な職場をいくつか比較検討し、どれくらいの収入を見込むことができるかを解説していくことにします。
経験にはなるものの年収は低い病院働く場所には困らないと言われている薬局ではありますが、比較的年収が低い傾向にあるのは病院勤務の場合です。これは、病院の経営状態にもよると言われていますが、激務であるにも関わらず、給与水準は低く、それにも関わらず激務であるというところが多いと言われています。
しかし、経験を積むにはとても良い環境であるため、6年生の大学を出た後に就職する場所としては適しています。薬剤師一人ひとりの責任が重く、ときに需要な判断を委ねられることもあるため、他の職場では得られないような経験を積むことができると言います。
しかし、現状では働き続けるにはかなり体力が必要な職場であることから、若い頃に経験を積んでからは転職する人が少なくない職場です。ただし、病院で働くことができれば、これ以上の過酷な職場は見当たらないため、どこでもやっていくことができるといいます。
職場環境も良好で、収入も比較的安定していると言われているのが調剤薬局です。クリニックなどに併設されている薬局であり、主にクリニックと連携して業務を行うことになります。収入が安定しているのみならず、休みもきちんと取ることができ、働きやすいということもあって女性の薬剤師には人気の高い職場です。
ただ、仕事内容にそれほど変化が無いため、平穏な日が淡々と続くことになります。あまり仕事にプレッシャーを感じることなく働きたいと考えていて、安定を求める人には適した職場であると言えるでしょう。病院から転職して調剤薬局で働くという人も少なくないといいます。
また、薬剤師は公務員の募集があります。公務員の場合、初任給はそれほど高くありませんが、やはり安定感は抜群なので長く働くにつれて収入は増えていきます。仕事内容は様々ですが、麻薬の取締や医薬品の研究に携わるなど幅広いです。
また、地方公務員の場合には、公立の病院で働いたり、保健所などでも勤務をすることがあります。これらの仕事は安定していることに加えて、業務内容も多岐にわたっていることから、事前に収入などと照らし合わせて調べることが大切です。