2020年10月13日

身近な存在の薬のスペシャリスト

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クリニックなどを受診した際に、薬を処方してもらいませんか。今では院内処方が少なくなっており、近所の処方箋薬局へ行くことがとても多くなりました。医師が処方した薬が本当に良いのか、ジェネリック医薬品があればそちらにした方が良いのかなどを判断する薬のスペシャリストが処方箋薬局にはいます。しかも、身近な存在なので薬のことを気軽に相談することもできる、とても心強い存在です。


医師が処方した薬が本当に合っているかをチェック

クリニックや病院を受診した時に、医師から薬を処方されることがとても多いはずです。薬を処方されないこともありますが、飲み薬や塗り薬、目薬や点鼻薬などの何らかの薬を処方されることがとても多いでしょう。医師が処方したのだから、これが絶対に正しいと判断してしまいがちではありませんか。

確かに、ほとんど的確な薬を処方していることには変わりありません。しかし、似たような医薬品の名前もあります。医師も人間ですから間違えることがありますし、本当に間違えてしまって大変なことになる可能性もあります。

薬剤師は、医師が処方した薬が本当に正しいのかをきちんと判断してくれます。とても似ている医薬品名だけど、全然違う病気などに使われる医薬品もあります。身近な存在でありながらも、私たちをしっかりと守ってくれています。


薬が重複しているかをチェックしている

複数のクリニックや病院を掛け持ちしている人は決して少なくありません。そうすると、効果が似たような薬をそれぞれ処方することがあります。効きすぎてしまう恐れがありますし、副作用が出て大変なことになるかもしれません。

薬剤師であれば薬が重複していないかを確認することができます。このためには、おくすり手帳を一人一冊作ってそれを処方せん薬局に持って行くことが欠かせません。

おくすり手帳を医療機関ごとに作ると薬の重複がわからなくなりますので、一人一冊だけ作りましょう。


些細なことでも薬のことを相談できる

医師にはちょっと聞きにくかったり、医療機関を受診した時に医師に質問し忘れることはありませんか。薬のことであれば、何でも気軽に薬剤師に相談してください。薬のスペシャリストなので、些細なことでも構いませんから何でも相談しましょう。

よく飲み忘れてしまうことがあればお薬カレンダーをもらえたり、処方される薬が多ければ、1回分の薬を包装してわかりやすくするなど工夫してくれます。