2020年09月17日

年齢が高い人もハンデを感じずに働ける職場はあるか

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年齢が高い薬剤師が働きやすい職場の数は全国的に増えており、長年の実務経験や高度なスキルを日々の業務中で発揮することが可能です。特に、病院や調剤薬局、ドラッグストアなどではシニア世代の有資格者の採用に力を入れているところが目立ちます。

実務経験者を歓迎している職場の求人に目を通そう

年齢の面でハンデを感じることなく薬剤師として活躍をしたい人は、数ある職場の中でも実務経験者を歓迎しているところの求人を優先的にチェックすることがおすすめです。たとえば、総合病院の病棟や調剤薬局などで長年にわたり働いたことがある人や、リーダーを務めたことがある人は、有利な条件で就職活動ができることもあるため、諦めずに職場探しをすることが大切です。

また、職場によって新規の採用者に求める経歴や能力の程度などに違いがあるため、じっくりといくつかの職場の特徴を比較することが肝心です。なお、少しでも時間に余裕があれば、自分と同じ年代の医療従事者と就職活動に関する情報交換をするのも良いでしょう。

再雇用制度がある職場なら定年をした後も働ける

再雇用制度がある職場は、定年をした薬剤師も継続して同じ勤務先で専門的な業務に取り組めるといったメリットがあります。たとえば、製薬会社や調剤薬局などの医薬品を専門に扱う職場においては、即戦力となるベテランのスタッフの採用に力を注いでいるところが少なくありません。

また、再雇用制度の対象となる人の条件については、それぞれの職場の人員配置や採用方針などによってバラつきがあるため、じっくりと必要な知識を得ることが肝心です。その他、シニア世代のスタッフが活躍している現場の事情について知りたい時には、医療関係の専門職の間で人気があるポータルサイトやSNSなどを活用すると良いでしょう。

年齢によらず長期の業務研修が行われる職場もある

スタッフの年齢に関係なく長期の業務研修が行われている医療機関や製薬会社などは、求職中の中高年者にとって魅力のある職場として扱われることがあります。業務研修のカリキュラムや期間の長さについては、それぞれの職場の事情によって異なるため、早い時期から複数の職場の公式ホームページや求職者向けのパンフレットなどを参考にすることが大事です。

なお、採用面接を受ける際に具体的な業務研修の内容について担当者に聞いてみることも大切です。