子育て中の女性でも安心して働ける病院やクリニック
日本の高齢者の中心が団塊の世代ですが、今年はその全員が71歳以上の高齢者となってしまいました。まだまだ元気で働いている人が多いのが特徴です。その中には、若い人たちよりも元気に活動している高齢たちもいたりして驚かされます。しかしながら、それはあと10年が勝負です。あと10年経過すれば事情は変わってきます。10年後の2030年には、団塊の世代も、その全員が81歳以上の高齢者となってしまいます。そうなってしまえば、日常生活でも医療と介護に従事する人たちに面倒を見てもらわなければなりません。
中でも女性にとりわけ人気の高いのは
その証拠にサ高住、介護サービス付き高齢者向け住宅などは飛ぶような売れ行きです。高齢者たちは、10年後にはどのような状態になるのか、すでに理解されているのではないでしょうか。この少子高齢化の流れを受けて、日本はこれから先、医療と介護のビジネスが、どんどん伸びていきます。
これから就職するために大学を目指す人たちは、この少子高齢化の流れをしっかりと理解しておくことが大切です。大学を卒業してすぐに就職できるのは、これから先は、医療と介護のビジネスで決まりです。中でも女性にとりわけ人気の高いのは看護師の国家資格と薬剤師の国家資格です。
子供が3歳から5歳までの間は気が抜けません
どちらの国家資格も難しい試験ですが、大学を卒業した後に、全国各地の主要都市で一年に一回だけ開催される国家試験を受験して、それに合格しなければなりません。晴れて国家試験に合格できれば、その後の就職は順風満帆ということになります。
女性は結婚すると、子育てのために一時期ですが会社を休職する必要があります。たいてい5年間くらいの休職期間を過ごせば、それから再就職ということになります。その時に、再就職する先に、 適切な保育施設がついていたらどうでしょうか。
子供が3歳から5歳までの間は気が抜けません。再就職するにしても、子供だけは常に身近で監視していたいところです。
日本人が幸せにならなければそれは意味がありません
そのような夢を実現させるためには、ここは政治力に頼るべきです。アベノミクスでは主婦や高齢者たちにまで、その命が尽きるまで一生懸命に働くことを要求しています。それであれば、せめて、これらの人々が働きやすい環境をつくってあげるべきではないでしょうか。
子育てで手の離せないような看護師や薬剤師であれば、適切な保育施設のついているようなクリニックや病院ならば、それだけで安心して働くことができます。アベノミクスで大切なのは、無理やり円安にして日本を安売りすることでありません。
日本人が幸せにならなければそれは意味がありません。外国人にお金をばらまいて、その見返りはあるのでしょうか。それが問題です。