2020年05月22日

転向するフィールドを知ってから活動しよう

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薬剤の有資格者というのも意外にハードワークなために、転機を考える者がいます。その所属するところによって、どんな働き方ができるのでしょうか。職務履歴書などで、アピールできる要点なども合わせてチェックしておきましょう。

まずは支援サイトなどに登録しておこう

薬剤有資格者にとって、転職を成功と考えるのではなく、あくまでも天職を探す意味での転向にしましょう。薬剤有資格者にとっては、病院勤務とするか、薬局勤務とするか、はたまた、異業界・異業種へ転向するか、じっくり検討しましょう。

できるならば、医療専門となる支援サイトに登録することがお勧めで、失敗や妥協しない仕事探しが行えますし、何より、公開・未公開求人情報数に長けていますから、個人的に情報収集するよりも早く希望の条件に当てはまる求人情報も見つかります。

また、退職願いを出すことになれば、応募先には履歴書や職務履歴書などを提示することになります。もちろん、書類選考もあるために、ここでふるいにかけられることもなきにしもあらずです。正しい書き方、選考でのポイントもチェックし、記載しましょう。

処方箋の枚数によってハードワークなのかを判断

所属していた医療機関では、門前薬局での業務だったのでしょうか。それとも、入院中の患者さんへの投薬治療の業務だったのでしょうか。この属性によって即戦力になるか、他のメンバーと良好な付き合い方ができるのか、ということがわかります。

ちなみに、薬剤師にとっての業務時間は基本8時間労働ですが、残業有りのケースは少なくありません。特に、医療機関は24時間体制で患者さんに寄り添うため、常勤薬剤師の数もチェックしておきましょう。

薬局であれ、病院であれ、調剤業務を担うことに変わりはありません。今は、どこもコンピュータによる処方箋入力で手間はかかりません。処方箋監査や薬の計量などを含めた調剤業務になりますが、ポイントはやはり処方箋数でしょう。

ハードワークで退職するならば、ここはチェックポイントです。小規模であれ、近隣の病院と連携していることもあり、意外にハードワークなパターンもなきにしもあらずです。

ドラッグストア(薬店)での働き方も知ろう

主な処方科目もポイントで、内科や小児科、整形外科や脳神経外科などによっても処方箋数には差があります。服薬指導できる有資格者を求めるのが、内科や小児科ならば、医師や看護師との連携も必要です。コミュニケーションスキルは重要性があります。

ドラッグストア(薬店)では、メーカーへの問い合わせなどを含めて、薬剤管理などの仕入れ業務も担うでしょう。いわゆる管理薬剤師的立ち位置です。内定をもらうには、経験がモノをいいますから、薬剤業務全般の流れを一通りこなせることをアピールしましょう。

また、資格やスキルなどがあるなら、有利に働くでしょう。適応疾患について勉強したことや、ジェネリック版、漢方についての資格などはドラッグストア(薬店)などで活躍する場合でも魅力になりますし、30代からならば、店舗の運営責任者としてなど経営について乗り気である旨も伝えることは好感触だといいます。