2020年02月06日

新しい勤務先で働きたい時は早めの準備が肝心

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薬剤師は数ある医療系の職種の中でも求人数が多く、社会的なニーズが高まっているため、他の職種と比べて転職をしやすい状況となっています。そうした中、新しい勤務先で無理なく働き続けるために、中途採用者への教育がしっかりと行われているところや、将来にわたり安定収入を得られるところを見つけることが肝心です。

興味を持った現場の見学をしてみよう

薬剤師の資格を持つスタッフが活躍している現場は全国にたくさんありますが、少しでも良い環境で働きたい人は、求職中に興味を持った職場を欠かさずに見学することが大事です。たとえば、総合病院や調剤薬局、クリニックなどの現場においては、優秀なスタッフを採用するために、年間を通して院内見学を受け入れているところが少なくありません。

また、見学の際に現場で働くスタッフに就職活動の相談ができたり、採用試験のポイントを聞けたりすることもあるため、積極的に行動をすることがおすすめです。なお、院内見学のタイミングについて悩んでいることがあれば、実際に就職活動を成功させた人に直にアドバイスを聞いてみると良いでしょう。

中途採用者の教育に力を入れているところで働こう

転職希望の薬剤師を歓迎している医療現場の数は年々増加していますが、働き始めてから後悔しないためにも、新人の待遇が良いところを職場の候補に決めることがポイントです。また、中途採用者の教育に力を入れている医療現場の取り組みについては、様々な求人情報誌や求人サイトなどで特集が組まれることがあるため、隙間時間を使って役立つ情報を集めることがおすすめです。

一般的に、調剤業務や服薬指導などの経験が少ない人は、一通りの仕事をこなせるようになるまで一年以上の期間が掛かることもあります。そこで、満足のいく教育を受けるうえで、多くの医療関係の有資格者の間で評価が高い医療機関の求人情報を早めにチェックしておきましょう。

必要に応じてエージェントを頼りにしてみよう

医療分野に特化したエージェントの中には、求職者を対象に各地の総合病院や製薬会社などの求人紹介を行っているところが多くあります。そのため、自力で勤務先を決めるのが難しい人は、余裕を持って実績があるエージェントの過去の取り組みや具体的なサポートの内容について調べることがおすすめです。

また、エージェントによってはベテランのキャリアアドバイザーが相談に応じたり、面接に同席をしたりしているところもあります。そこで、勤務先の選び方について悩んでいるときは、それぞれのエージェントの魅力をきちんと把握することが大事です。