2020年01月19日

どのくらいの金額がかかるか把握する

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これから薬剤師を目指したい時に、専門的な知識を身に着けるため大学などに通わなければなりません。実際に仕事をするまでに専門の資格を手に入れなければなりませんが、方法だけでなく必要な費用もあらかじめ算出しなければなりません。

薬学部で6年間学ばなければならない

薬剤師として仕事をしていこうと考えていく中で、学校教育法によって医学や歯学そして薬学を学ばなければなりません。実践的な能力をしっかりと培っていくために、6年学ぶ必要があります。

薬学課程をしっかりと修了まで履修していくのが近道ですが、昨今4年制大学ならば薬学課程に入学していれば卒業の時に受験資格を得ることができる大学院へ進むことができます。1年から4年では薬学に関する専門知識を学んでいき、5年目からは病院や薬局などで実務実習が行っていきます。

ここまでかかる費用は国立大ならば350万円程度、私立大ならば1240万円程度となります。国立や私立を問わずに奨学金を利用することもできるため、成績優秀者に対して大学で授業料を免除する制度もあります。

学ぶ大学を選ぶポイントを把握する

これから薬剤師になる時に大学を選ぶこととなりますが、主に偏差値もしくは立地などから考えていく人が多いです。それぞれ条件をクリアすることによって、国家試験を受験することができるようになります。

しかし大学でそれぞれ特徴を持っているので、事前に色々な情報を集めておきましょう。そして比較していきながら、自分に合う大学をピックアップして目標に向けて勉強していくようにしましょう。例えば同じ大学内で合同で様々な授業を学べるプログラムがあったり、薬学専門の勉強を行うといった形です。

実務実習や臨床教育といった内容を充実させていくこともできます。

学費以外にも生活費などがかかるので注意

一般的な大学では薬学部にかかる学費は非常に莫大ですが、大学へ支払わなければならない金額以外にもかかってしまうので注意しなければなりません。学費以外にも教科書代や一人暮らしとなると生活費も発生してしまいます。

薬学部で6年間学んでいく時には、1000万円以上の費用がかかってしまうと考えなければなりません。また再受験や留年でお金がさらにかかってしまうケースもあるので、該当してしまった時には注意が必要です。1回留年するだけで、年間で200万円以上必要となってしまうケースもあります。