2019年09月14日

外国人に適切なコミュニケーションがとれる人材

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薬剤師の仕事の楽しみとは一体どのようなものなのでしょうか。それは大学を卒業しただけで年収が800万円も、もらえるということなのでしょうか。年収が高いということは、それだけその職業の需要が多いということに他なりません。ですが年収が高いということだけが仕事を選ぶ理由にはなりません。人間として一番大切なことは、世の中や社会のためになっているということではないでしょうか。これを存在感などということばで表現したりします。どうせ一生労働をするのであれば、やりがいがあり達成感のあるような労働をやりたいものです。そしてそんな労働に打ち込んでいるうちに、自分の存在感を相手に認めさせることもできるのです。これが世の中で生きていく上で一番大切なことです。

幅広く世の中のために役立っていることが大切です

薬剤師の労働の楽しみとは決して高い初任給だけではありません。医療関連の病院や調剤薬局で働くという労働ですから、幅広く世の中のために役立っているということになります。これが一番大切なことではないでしょうか。

日本は少子高齢化の影響でこれからますます高齢化時代を迎えようとしています。現在でさえ国民の四人のうちの一人は65歳以上の高齢者となってしまっています。あと20年でそれが変わろうとしています。あと20年経てば国民の三人のうちの一人が65歳以上の高齢者となってしまいます。

このようなわけで医療関連のビジネスは毎年急激な右上がりの伸びを示しています。今後もこの傾向が続くのはまず間違いのないところです。

若い世代がどんどん減少している時代です

少子高齢化の影響で若い世代がどんどん減少している時代です。これからは例えば農家や工場などで働く労働者たちの数も不足してきます。幸いなことに高齢者たちは世界でも有数な資産を抱えています。65歳以上の高齢者たちの所有する資産総額は1400兆円であるといわれています

国民全体の資産が1900兆円なので、国民全体の資産のうち70%は65歳以上の高齢者で占められているということになります。この莫大な資産がある間は、それを食いつぶして生活ができます。

英語の教育だけはしっかりとしておくこと

ですが基本的には農家にしろ工場にしろ生産性を高めるのが必要となってきます。そうなると残る手段は外国人に日本の門戸を開くことだけです。多くの外国人達に日本で働いてもらう以外に道はないということになります。

外国人が日本にたくさんやってくれば、その人たちも病院に通うようになります。その時に適切なコミュニケーションができるような人材が必要とされます。日本でも、最低限、英語の教育だけはしっかりとしておかなければなりません。

薬剤師でもそれは例外ではありえません。英語だけはしっかりとマスターしておきましょう。それで楽しみだって増えるということになります。まだまだこの先の希望は明るいのです。