2019年08月04日

薬学の知識を活かして好条件で働ける職場を探そう

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地方の薬剤師の求人の中でも、製薬会社や総合病院、大学病院などの医療機関は経験や能力を活かして高収入で働くことが可能です。また、実務経験が豊富な人を対象に様々な手当てを設けているところもあるため、時間を掛けて職場選びをすることが大切です。

製薬会社の研究開発職は高学歴の人におすすめ

製薬会社の研究開発職は、業務をこなすために高度な薬学の専門知識や経験が求められますが、数ある地方の医療系の求人の中でも条件が良いことから、高学歴の人を中心に人気が集まっています。最近では、採用後に様々な医薬品の研究に役立つ研修を受けられるところや、先輩の研究者によるフォローを受けられるところもあり、じっくりと色々な会社の特徴を調べることがおすすめです。

また、研究開発職として新薬に関する業務を一人前に行えるようになるには、数年の実務経験が必要となるため、長期にわたる若手の社員のサポートを行っている会社を勤務先に決めると良いでしょう。

総合病院の病棟は様々な面でスキルアップを図れる

地方の総合病院の病棟で薬剤師として勤務をする場合には、調剤業務や服薬指導などのある程度のスキルが必要となりますが、それほど業務の負担が重くないことや、定時に仕事を上がれるといった魅力があります。また、経営状態が安定している総合病院では、スタッフの処遇を改善するために、労働条件を見直したり特別な手当を支給したりしているところが多くあります。

そこで、就職活動中から余裕を持って気になる職場の見学をしたり、採用担当者に質問をしたりすることがおすすめです。その他、様々な職種の医療スタッフを対象とした業務研修が行われている総合病院の特徴については、数々のメディアで取り上げられることがあるため、早いうちから情報収集をすることが大事です。

大学病院では専門的な分野の仕事を任せてもらえる

大学病院の病棟や調剤薬局においては、一人ひとりのスタッフの役割分担がハッキリと決まっているため、専門的な分野の仕事を任せてもらえるといったメリットがあります。そのため、働きながら薬学に関するスキルの向上を目指したい人は、職場内で様々な機会に業務研修を受けられるところや、面倒見の良い先輩に仕事を教えてもらえるところを探すことがポイントです。

なお、大学病院で高収入を稼ぐには、ある程度の経験年数や実績が必要となるため、就職前に各地で評判が良い病院の特徴を調べておきましょう。