2019年08月02日

仕事と子育てを両立できる職場を見つけるポイント

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女性の薬剤師にとって、長期にわたりキャリア形成をするには、自分の都合に合わせて産休など長期休暇を取ることができる職場を見つけることが大切です。また、若くして転職を決意するにあたっては、各地の医療機関や製薬会社における過去の女性のスタッフの休暇の取得状況について把握をしたり、職場復帰のサポートを調べたりすることがポイントです。

女性のスタッフが長く活躍できる職場がおすすめ

女性の薬剤師の人材活用のために休暇制度の大幅な見直しをしたり、業務負担の軽減をしたりする医療機関や調剤薬局の数は年々増加しています。特に、医療業界で順調にキャリアアップを図るには、自分のライフスタイルや将来設計などに応じて、柔軟な働き方を選べる職場を探すことが重要です。

そうした中、働きがいのある職場に転職をするにあたっては、医療関連の求人情報が数多く掲載されているサイトを使ったり、ハローワークなどの公的な機関にお世話になったりすることがおすすめです。また、女性のスタッフの割合については、各地の事業所の方針や業務内容などに大きく左右されるため、時間を掛けて各地の職場の特徴を見極めることが肝心です。

職場復帰のサポートが充実している職場を選ぼう

女性の薬剤師が活躍をしている職場は全国各地にありますが、中でも出産や育児の後のサポートが充実しているところは、キャリア形成の観点から理想的な職場として位置づけられるようになっています。また、職場復帰に向けたサポートの良し悪しに関しては、それぞれの医療機関や製薬機関の経営状態やスタッフの配置状況などによって大きく異なるため、転職後の不安を解消するうえで、じっくりと興味がある職場の担当者と話し合いをすることがおすすめです。

その他、産休の取得率については、ネット上で大々的に公表している事業所も多くあるため、就職活動中に気になる職場の事情を確認しておきましょう。

女性の管理職の数が多い職場を調べてみよう

医療業界では女性の管理職が配置されている病院やクリニックが少なくありません。そうした中、特に薬学の分野で力を発揮したい場合には、就職活動を通じて、管理職を目指す医療従事者を対象とした研修に力を入れている事業所を見つけることがおすすめです。

また、管理職の活躍ぶりについては、若年層の求職者にとって分かりにくいことがあるため、時には就活セミナーや説明会などに積極的に参加をすると良いでしょう。