2017年04月10日

上を目指していくためにできること

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仕事が決まり、毎月きちんと月給をもらうことができ、福利厚生もしっかりしているとなれば、もうひと安心と考えて、日々の仕事を無事にこなすことに心を砕く人が多いでしょう。一方で、同じ状況でもさらに上を目指して頑張る人もいます。

■同じ境遇と状況でも違いが生じる理由

同期で入社し、学歴も成績もそれほど変わらなかった二人がいるとします。その二人の間に、仕事をしていく中で差が開いていくとしたら、それは仕事をしながらもさらに上を目指す自助努力をしているかどうかによると言っていいでしょう。自分のやるべき仕事は与えられているし、それをきちんとこなしているから、会社から認められているはずだと考えている人と、その一歩先を読み、会社がさらに業績を上げるには自分はどうしたらいいか、そのためには何らかのスキルアップをすべきではないかと考える人との間に差が生じるのも自然なことです。会社としては能力主義制度に切り替えていることもあって、差をつけるのに躊躇はありません。

■医療従事者には多く見られる特徴

医療従事者にみられる特徴として、スキルアップのための転職があります。今までとは違う環境に身を置くということは、それまで恵まれていたところから、劣る環境で仕事をする可能性も出てくることを意味します。劣る環境の中でもこれまで通りのレベルの高い仕事をすることができていれば、それは自分自身のスキルが上がったと考えられます。そのためには、より仕事がむずかしくなる環境に転職することが自分自身を磨くことになりますが、その相談に乗ってくれる人がいれば心強いのは間違いありません。薬剤師も転職でレベルアップしていく医療従事者に該当しますが、有能なコンサルタントが付いてくれれば鬼に金棒です。

■どんなふうにレベルをあげていきたいのか

薬剤師として仕事をするにあたって、今できることをはっきりさせ、そのうえでこれからできるようになりたいことを明確にすることは、コンサルタントと話をする際にとても重要です。コンサルタントとしても、今がどうで、この先のビジョンをどのように考えているのかを知らせてもらえなければ、いかに優れたコンサルティング技術を持っていたとしても、漠然としていてつかみどころがなく、話がなかなか進展しないからです。薬剤師の責任者として、調剤薬局を仕切る存在になりたいとか、病院で医療と連携するにあたって、責任ある地位に就けるようになりたいという明確な目標を持っているのであれば、そうなるのに最適な転職先を探してくれるでしょう。