2019年05月18日

社会人であれば仕事を辞めて専門の大学へ進学を

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社会に出てからやりたいことを見つける人は少なくはなく、医薬品のプロになって社会へ貢献したいと考える人も少なくはありません。6年間薬学部で学び国家試験を受ける必要があるので、会社を辞めて勉強に打ち込むことになります。

仕事と学業の両立は出来ない昼間の大学への進学

社会人になってから薬剤師を目指したいと考えた時働きながらの資格取得は不可能です。国家資格の取得を目指せないわけではなく、社会人でも夢を叶える方法はあります。

しかし仕事と勉強を両立させることはまず無理であり、何よりも生業を持ちながらでは学校に通うことができません。働き始めてからでも生涯にわたり、自分の興味のあることを学ぶことはできますし、勉強をすることはいくつになっても大切です。

それが医薬品のプロを目指すライセンスとなると話は別であり、独学では叶えることができません。どうしても夢を叶えたいのであれば、昼間の仕事を完全に辞めて専門の大学へ通うことになります。その間には無収入になることを考えると、貯金もそれなりにする必要がありますし、働くなら学校の時間以外でのアルバイトです。

夜間大学や通信大学では目指すことはできない

学びたいと思ったら社会に出てからでも、夜間大学や通信大学に通うこともできますが、薬剤師になるための夜間大学はありません。また通信大学も同様であり、いくつもの大学で通信制度を導入していますが当てはまる学校はなく、あるのは昼間の大学だけになります。

6年制の養成課程へ進むか、4年制の薬学家庭から大学院へ進むかですが、社会人だったら社会人編入も手段の一つです。せまき門であり定員はとても少なく、入学も2年次や3年次となれば、異なる分野からの編入は入ったとしても、授業についていけるかはわかりません。

本気でチャレンジをするのであれば、6年間の昼間の学校へ通うことになるので、仕事は完全に辞めることになります。

再び学生となって時間をかけて勉強をする勇気を

すでに働き始めていて夢を持つ人であれば、仕事はやめることになりますが、社会人入試制度ありの大学を探すことです。国内でのいくつかの大学では、社会人入試制度を設けていますので、店員数はとても少ないですが、チャレンジをすることはできます。

独学では全く勉強量が追い付かないほど、覚えることは恐ろしく膨大な量であり、大学入試とほとんど変わらないレベルです。実践的な知識も要求をされるので、自分の力のみで学校にも通わずにできる要はなりません。働いていても夢を諦めたくないならば、再び学生になって大学へ通い、勉強に励むことで夢を叶えることです。

6年間で費やす学費は決して安くはなく、その間に正社員として働く余裕はまずありません。夢を叶えるために大学へ入り直すなら、それなりのお金の準備も必要であり、薬学部を卒業して試験を受けて、念願のライセンスを得ることです。