2018年12月25日

勤務日数や収入にこだわって勤務先を選ぶコツ

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派遣の薬剤師の働き方には実に様々なものがありますが、大学病院や調剤薬局などでの実務経験が豊富な人については、短期間で高収入を目指せます。また、医療業界に詳しいキャリアアドバイザーにサポートを受けることで、スムーズに好待遇の職場を見つけることもできます。

交代制勤務の職場は収入アップを期待できる

総合病院内の病棟など交代制勤務の職場で派遣の薬剤師として働く場合には、夜勤や宿直などを担当する機会が多くなりますが、経験が浅い人も収入アップを期待できるという利点があります。特に、経営状態の良い大手の医療法人の病院では、夜勤手当や資格手当などの金額が高めに設定されているところも多く、収入を重視している求職者にとって、理想的な職場として扱われることがあります。

また、交代制勤務の職場における業務内容については、現場内のスタッフの数やキャリアなどに大きく左右される傾向が見られます。そのため、後々の問題発生を防ぐため、就職前の面談の際に採用担当者ときちんと話し合いをすることが大事です。

大学病院や研究機関には待遇が良い職場が多い

国内でも最先端の医療の提供をしている大学病院や、公的な研究機関においては、優秀なスタッフを雇い入れるため、好条件の求人が募集されることがしばしばあります。そのため、在職中の職場の給料に不満を感じている場合には、日ごろから求人サイトや情報誌などを使って、収入が高めの職場の特徴について確認をすることがおすすめです。

また、大学院を修了した人や、海外の医療機関で一定以上のキャリアを持つ人に関しては、初めから好待遇で採用してもらえる確率が高いため、早いうちから職場探しを開始することが肝心です。その他、就職後の具体的な待遇について知るため、各地で開催されている医療従事者向けの就職相談会などに足を運ぶと良いでしょう。

医療従事者の数が少ない介護施設の仕事もおすすめ

医療従事者の数が少ない老人ホームやグループホームなどの介護施設の中には、薬剤師をはじめとする専門性の高い資格を持つ人を積極的に雇用しようとするところが増えています。中でも、人手不足が深刻な都市部の介護施設においては、薬学に関するスキルのある求職者に対して、基本給を高くしたり、新しく手当てを導入したりするところも少なくありません。

また、フルタイムばかりでなく、短期間の派遣の求人の数も多くあり、私生活に負担を掛けることなく自分のペースで働き続けることも可能です。