2018年12月14日

身につけておくと役に立つ専門知識

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薬剤師として働き続けるのであれば、常に向上心を持って仕事に取り組む姿勢が大切だと言えます。スキルアップにつながる資格がいくつも用意されており、専門分野における深い知識を身に付けるために利用することができます。

がんの薬物療法に関する専門知識

以前に比べると、最近がんを発症する人が増えてきていると言われています。従ってがんの薬物療法に関する専門知識を身に付けておけば、様々な場所で重宝されるのではないかと考えられます。この資格は一般社団法人日本医療薬学会によって認定されるもので、定められている研修を修了して実地での経験を積み重ねることで申請することができるようになります。

この専門分野において一定水準以上の知識を持っていることを証明することができ、医療の現場でも頼りにしてもらうことができます。医療法上の広告が許されているもので、高く評価されています。

一度取得すればずっと有効であるわけではなく、定期的に更新する必要があります。

薬の正しい使い方を指導するスポーツファーマシスト

スポーツが好きな人におすすめしたいのが、スポーツファーマシストです。スポーツファーマシストとはアスリートやスポーツを愛好している人に、薬を正しく使用するように指導することができる人のことです。

競技前に飲んだ薬のせいで、ドーピング違反となってしまいレースに参加することができなくなるということを防止することができます。2020年に東京でオリンピックが開催される予定ですが、アンチ・ドーピングの意識を高めるためにもスポーツファーマシストの需要が今後増えるのではないかと考えられています。

スポーツファーマシストに認定されると、認定団体のオフィシャルサイトにて名前と一緒に勤務先や連絡先が公開されます。

精神科の領域における薬物の専門知識

仕事などでストレスを抱えている人が多く、精神科における薬物療法の重要性が広く認知されています。この資格を持っていれば、精神科の薬物療法に関して一定水準以上の専門知識を持っていることを証明することができます。

症状にあった薬を提案したり、薬を管理するのにも役立ちます。精神を病む人が増える傾向にあるため、この分野における専門知識があれば様々な場所で重宝してもらえるはずです。この他にも妊婦と授乳婦に関するものや、HIVに関する専門知識が身に付けられるものも用意されています。