2018年05月11日

専門知識と技術を生かした仕事をしましょう

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薬剤の専門家である薬剤師のかたは、必ずしも正社員のフルタイムで仕事をしなくてはいけないわけではありません。パートタイマーやアルバイト、派遣社員などという雇用形態があり、ご自身のライフスタイルに合わせた仕事の仕方ができます。また、未経験のお仕事に関しても、研修制度が充実している職場もありますので、ご安心ください。

未知の仕事に挑戦してみましょう

薬剤師の方で、ご結婚やご出産などを機会に退職し、しばらく働いていないというかたは少なくありません。しかし日本は医療需要が高く、優秀な薬剤の専門家は常に不足傾向にあります。優秀な能力、スキルを有していながら働けない方がいるというのは日本社会にとっても損失です。

そこで、全国の調剤薬局や大手企業のドラッグストアチェーンの店舗などでは、フルタイムで働くことは難しくても、パートなどで臨時雇用なら可能というかたの求人を多くだしています。曜日や時間を限定してでも、優秀な方には職場にいてほしいという願いがあるということです。

インターネットの求人サイトなどで募集を確認することができます。

未知の仕事も丁寧に教えてもらえます

医療の世界は日進月歩で進化しています。薬剤の世界も同じです。ブランクがあって仕事内容を忘れてしまったり、昨今開発された新しい医学技術や医学情報、薬学情報などを所有していなくて、現場で働くことに臆してしまうかたもいます。

しかし、新しい技術に関しても、調剤薬局やドラッグストアなどでは研修制度が充実しているところがありますので、新しく覚えて仕事をすることは可能です。薬剤の技術と知識を持つという資格さえあれば、あとは現場に慣れるだけですのでご安心ください。

未経験であっても問題なく順応することができます。その教育制度が充実しているかどうかは、職場によって異なりますので、気になる方は必ず事前に職場のほうに確認をされることをお勧めします。

自分のライフスタイルに合わせた仕事の仕方

薬剤の専門知識や技術を有していながら、フルタイムの正社員として働くことは難しくなってしまった方には、パートという働き方があります。時間や曜日が限られた働き方とはいえ、経験と適正があれば、その職場の責任者として管理職を任せられることもあります。

大学の薬学部をご卒業したばかりの新人のかたよりも、経験豊富なベテランの方に率先して現場に立ってもらったほうが、薬局などの職場側としては重宝するということです。職場によって求められる技術や知識、適正は異なります。

販売員としての能力を求められている職場もあれば、調剤技術の指導者的な立場の方を求めている職場であるのかという違いがありますので、確認をしましょう。